屋久島に旅に出て屋久杉トレッキングをしてきたのでご紹介。
登山初心者の夫と私。6.5時間の登山は少々不安もありましたが、体験できたときには爽やかな達成感に包まれて嬉しくなりました。
野生の猿や鹿にも遭遇して感動です。
撮影した画像とともに、その様子やポイントについてレポートさせてもらいます。
屋久島トレッキング 行き方
まずは、今回私が利用した行き方について。
宿泊先のホテル予約時に、そちらのオプショナルツアーで同時に申し込みをしておきました。
サンカラ屋久島(Sankara Hotel & Spa 屋久島)という所です。
いくつかのコースがあって、早朝出発で一日がかりの「縄文杉」が一番見所が大きいのですが、初回ということもあって、無理なく参加できそうという点から「白谷雲水峡」にしました。所要時間は8時間30分です。
トレッキングガイドさんに貸切ツアーとしてホテルにお迎えから現地での同行までサポートしてもらえるのが楽で、自分たちでレンタカー等を借りて行くこともできますが、やはり楽なのがありがたい。
お弁当や基金(サンカラ基金)への寄付等も含めて、大人4人で68,160円(税別。2025年7月21日に利用、時期によって料金が変動します)。
トレッキングシューズとレインウエアもレンタルしました。コチラは1人3,000円(税別)でした。
ホテルから白山雲水峡まで
ガイドさんの車で現地まで連れて行ってもらいます。所要時間は約1時間。もうすぐ到着…というところで、お猿さんのファミリーに遭遇。可愛いなぁ。
眼下の先に海が見えます。
入り口に到着。ホテルを出発したのが8時で、9時頃になっていました。
登山口のところにある案内図。この地点ですでに標高600メートル、コース終点の「太鼓岩」(標高1,050メートル)を目指して登っていきます。
トレッキング開始〜太鼓岩まで
入り口からほど近いところにある滝。清流のせせらぎが爽やかです。
壮大な杉があちらこちらに聳えています。息子夫婦と夫と私の4人旅。息子夫婦は登山に慣れていて、全然余裕な感じ(笑)
苔むす森。この景色も屋久島ならではです。
ガイドさんが色々な角度から写真を撮ってくれて嬉しい。
樹齢何百年にも及ぶ、立派な杉の木。
雷に打たれたような箇所も所々あって、自然の厳しさや雄大さを実感します。
屋久島の天気は変わりやすい 途中から雨
屋久島は雨が多いところと言われていますが、案の定、途中から雨が降ってきました。
登山開始から3時間程経ってお昼に差し掛かっていたので、巨大岩が傘の役割を果たしてくれるスポットで、お弁当をいただきます。
道もぬかるんでいて滑りやすいので要注意です。
雨露を帯びた葉。どこか風情があります。
太鼓岩到着も、曇天で全く視界が開けず
お昼を食べてさらに登山再開、45分くらいしてようやく太鼓岩に到着。
なのですが、この通り全く視界が開けず、残念。
岩の上で記念撮影。息子夫婦は全然平気、私達夫婦は恐る恐るです(笑)
下山途中に野生動物に遭遇
下山してしばらく経った頃にようやく晴れてきて、山の中を見やると野生の鹿発見。
猿も居ました!
ここまで登って降りてきて、登山時間は約6.5時間ほど。
お恥ずかしながら登山は小学校の遠足以来全く経験していませんで、所々険しい山道に行って帰ってこれるのか不安もいっぱいでしたが、無事終えられた時には、爽やかな達成感に包まれました。
Facebookに投稿したら、たくさんのいいねとコメントがもらえて、さらに嬉しくなった!
最後にひとこと
世界遺産にも登録されている屋久島。以下、鹿児島県のウェブページから引用します。
屋久島は,自然美(樹齢1,000年を超えるヤクスギの原生林が優れた景観を有していること)と,生態系(亜熱帯性の植物から冷温帯性の植物まで連続的に変化する植生が見られること)が評価され,平成5年12月11日に“世界の宝”(世界自然遺産登録)になり,今年12月に,世界自然遺産登録30周年を迎えます。
いくみ注)平成5年:1993年、「今年」とは2023年を指す
よろしければぜひ、お出かけください。その際にはこの記事が少しでも参考になったら幸いです。