こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。
年齢が上がっていけばいくほど、なんとなく”減点方式”で物事を考えてしまいがちです。
あ~これもできなくなってきた、だんだん終わりが見えてきた…など。
確かに「寄る年並み」で体力の衰えや、見た目(容姿)の老化は起こります、それはどうにもなりません。
でもね。
気持ちや考え方まで衰える必要ないですし、
例えば、50代から、と考えた時に、逆に人生後半戦だからそ始められる未来ってあります。
人生後半戦だから始められる未来、とは
それって何?と申しますと。
「長く生きてきたことで得た経験や自分の得意を、世の中の必要としてくれる人に伝えることができる、その喜びや やり甲斐を積み重ねていくこと」
私はそんなふうに考えています。
もちろん、どんな年代であっても経験も得意もお持ちでしょうし、それを発揮して活躍している方々もたくさんいるけれど、50年の重みってやっぱり違うんじゃないかしら。
そして、その経験や得意は、その人ならでは唯一無二・完全オリジナルのものだからこそ、背中にいる後輩さんたちにとっては、すごーーく参考になるものです。
『LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 』を読んで気付いた
実は私自身も50代に中間の頃までは、そんなこと全く気付いてなくて、しかも、会社員の定年退職が刻一刻と迫っていて「あ~もう下り坂を転げ落ちていくしかないんだな~」などとドヨーンとしまくっていました。
なのですが、当時、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 100年時代の人生戦略』がベストセラーになりつつあって、夢中になって読んでハタと気付いたのです。
まだあと残り50年もあるじゃないの!ドヨってる場合じゃない。
そこで、自分の経験ってなんだろう、得意ってなんだろう?ということを一生懸命掘り下げてみて、まずは書くこと、そして、女性管理職として頑張ってきたこと…ということにあらためて気付いたのです。
50代の、新しい未来の始まり
「書くこと」については、当時始めたブログがメインで、『LIFE SHIFT』の影響で当初ブログのタイトルを「100歳以上生きる!」としていたくらいです(笑)(現在のブログタイトルは「ねーさんらいふ」)
その集大成として拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』が誕生して、今から8年ほど前のあのドヨっていた自分からは想像できないたくさんの新しいことや人に出会って、これからも「背中にいる後輩さんたちに色々伝えていきたい!」とワクワクがいっぱい。
つまり、あの、50代のときが、新しい未来の始まりだったのです。
多分、30代でも40代でも見つけられなかった、子どもが巣立っていきつつあって正社員の定年が間近に迫ってきて色々悩みもあったからこそ、この未来と出会えたのではないかと今になって振り返っています。
最後にひとこと
私の大好きな言葉があって、それは、聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生の書籍タイトル『いくつになっても、今日がいちばん新しい日』なのですが、
長く生きてきたからこその経験や得意がそのための原動力になること、間違いなしです。
減点ではなく、加点。そんなふうに新しい未来を楽しんでいきましょう。