こんな経験ありませんか?
毎日頑張って仕事をし、プライベートでも様々な活動をしているのに、ふと「私って本当に誰かの役に立っているのだろうか」と不安になる瞬間。
そんな悩みを解消するために私がやっている方法をお伝えします。
精神科医・作家 樺沢紫苑さんの書『写文セラピー練習帳』で教えてもらったことをもとにしています。
「私の努力は意味があるの?」という不安
例えば仕事であれば、困っているクライアントさんや経済の発展のために頑張りたい(少々大袈裟かもしれず、すみません)
プライベートでの発信であれば、自分の経験を背中にいる後輩に伝えて参考にしてもらいたい。
こうした思いが原動力になっているはずなのに、「実際にためになっているの?」「独りよがりじゃないの?」つまり、私の努力は意味があるの?と不安に襲われてしまうのです。
加えて、「人と比べるのはやめましょう」と頭では分かっていても、同じような活動をしている人が「これをきっかけに大きなオファーをもらった」「次のステップへとつながった」といった話を聞くたびに落ち込んでしまう…。
自分は小さな成果しか得られていなかったりすると、余計にそう感じてしまうんですよね。
この記事を読めば、自己肯定感を簡単に高める方法が分かります
私と同じような悩みを持つあなたへ。
この記事では、そんな不安や自己否定から抜け出す、とてもシンプルで効果的な方法をお伝えします。
自分の価値を再確認し、前向きな気持ちで活動を続けられるために参考にしてもらえたら嬉しいです。
なぜ「呪文」が効くの?心理学的根拠
ズバリ、その方法とは「呪文を唱える」です。
冒頭でお伝えしたとおり、樺沢紫苑さんの『写文セラピー練習帳』で学んだのですが、自分自身に肯定的な言葉をかけることは、「セルフトーク」や「アファメーション」と呼ばれる手法の一つ。心理学的にも効果が裏付けられています。
ネガティブな思考は脳内でループしやすく、一度ネガティブ思考に陥ると「私なんて役に立っていない」という思い込みがどんどん強くなっていきます。しかし、意図的に肯定的な言葉を自分にかけることで、このループを断ち切り、脳の注目点を変えることができる。
つまり、「私は役に立っている」と唱えることで、脳が「役に立った証拠」を探し始めるんですね。すると、忘れていた小さな成功体験や感謝された瞬間を思い出せるようになります。
実践!自己肯定感を高める簡単3ステップ
この本では、心を整えることができるフレーズを書き写すこと(写文)によって、自己肯定感を高めることへ導いてくれていますが、それを応用しての私の実践方法は以下の3ステップです。
ステップ1:不安を感じたら「呪文」を唱える
「私は、誰かの役に立っている」
この言葉を、まるで呪文のように唱えてみてください。最初は信じられなくても大丈夫。ただ声に出してみるだけでいいのです。
ステップ2:証拠を探す
呪文を唱えたら、次にその証拠を意識的に探してみましょう。ちょっとした何かのお役立ちポイントや人から感謝してもらったことを思い出します。
一見小さな成功体験も、決して無価値ではありません。
ステップ3:継続する
一度だけでなく、不安を感じるたびに繰り返し実践しましょう。
「私なんて役にも何にもなっていない」などと思い込むよりも、こうして自分で唱えてみると、気持ちが整ってきます。
まとめ:あなたは確かに誰かの役に立っている
誰しも自分の成果に不安になったり疑問を持ったりしてしまうのは自然なこと。
でも、他の人と比べて落ち込むよりも、自分自身に「私は役に立っている」と語りかけることで、心が軽くなるのを感じてきました。
これは決して妄想などではなく、視点を変えることで見えてくる真実です。
小さな行動や言葉が、誰かの支えになっている瞬間は必ずあります。それを思い出す習慣をつけることで、自己肯定感を高め、さらに充実した活動を続けることができるのです。
そうした時に自分でOKを唱えること、これからもぜひ一緒にやっていきましょう。
最後に、あなたにも伝えたい言葉があります。
【あなたは、確かに誰かの役に立っています】
私が参考にした書もぜひお読みください。
朝夜3分、書くだけで癒やされる 書き込み式 写文セラピー練習帳/幻冬舎/樺沢紫苑