私が50代になる頃まで。それまでの趣味は「買い物」でした。
とくに、身に着けるもの。具体的にいうと洋服、バッグ、靴、アクセサリーです。
しかしその後、学びの場にしばしば参加したり、ブログやSNSで発信をするようになったら、ほとんど興味がなくなりました。
今回は、そんなお話です。
服やバッグを買わなくなった理由
まず、その理由を考えてみると、大きく分けて2つあります。
- 物がどんどん増えることに、ときめかなくなったから
- 学びや情報発信、新たなスキル向上のために、資金と時間を投入したいと思うようになったから
もう少し詳しくお伝えします。
物がどんどん増えることに、ときめかなくなった
買い物大好きだった頃の私は、年二回夏冬のセールで大量買い。海外旅行に出かけてはブランド品ハンディング。
お店に入る度にときめき、気に入った商品に出会う度にときめき。
買って帰ってきたものを並べては悦に入る。新しいものを身に着けるのもとても楽しい…そんな日々でした。
しかし。
ある時から、「物が増えること」に抵抗感が出てきた。
世の中で「断捨離」「お片付け」などのフレーズをよく聞くようになったことにも、影響されたかもしれません。
また、「新しく買ったところで、どうせあと数年しか会社勤めしないのだし」という感情が芽生えてきたこともあります。
もちろん、必要性があれば、買い足すことはやぶさかではありません。
あれもこれも‥ではなく、「ほんとうに欲しい(必要だ)と思うものに集中する」ようにしたい。
気持ちが変化しました。
学びや情報発信、新たなスキルの向上に資金と時間を投入する
平日は家と会社の往復、休日はダラダラとテレビを見て過ごす。息抜きはショッピング。以前はそんな日々を過ごしていたものです。
50代も中盤に差し掛かった頃。
ある出来事があって「このままではいけない。自分を変えたい」と切に思った。
そのために何をすればよいのだろう?必死で探して必死で出会って、学びや情報発信に取り組むことを見つけました。
新しいことを吸収したり、自分の発信したことに反応してもらえることが、とても楽しい。
別のときめきが見つかった、とも言えます。
新たなスキルを磨くためには、専門家に教えてもらうことも大切。
そのためには時間もお金もかかります。すると、必然的に「買い物」に使う時間も資金も無くなってくる。
自分にとって、どちらが優先?と考えたら、自然と買い物をしなくなりました。
ときめいていれば、それでいい
そんなふうに過ごしていたら、私のブログテーマでもある「100歳以上生きる」に行き着きました。
「もう終わり」じゃなくて、「まだまだ人生長い」
生きていくためにはお金が必要です。でも、それをいかに"ときめくことに使うか"ということが、あらためて分かったのです。
人によってその尺度は異なるのでしょうが、とにかく。
ときめいていれば、それでいいのです。
今日の一言
長年の「買い過ぎ」で賑やかな我がクローゼット(笑)多少時代遅れなものもありそうですが、機能的であれば気になりません。
またきっと、買い物が好きになるときも訪れるかもしれないけれど、今のところは、こんなワードローブたちとお付き合いしていくことになりそうです。