家族でディナーを食べにいく機会がありました。息子の誕生日祝いです。
彼のリクエストは「野菜を多目に食べられるところ」一人暮らしで野菜が不足気味のようです。
検索していたら、六本木のリッツ・カールトン東京にある、日本料理「ひのきざか」のプランが見つかった。
さっそく紹介します。
「ひのきざか」ディナープランを、一休.comで予約する
私が選んだのは、「一休.comレストラン」のプランです。
お店は45階にあり夜景も素晴らしいのですが、このプランはカウンター席で景色は見られないのと、一休特別プランでお安くなっているとのこと。
メニューを見ると焼き野菜、サラダ、魚介、お肉…とバランスよくいろいろと味わえそうで、グラスシャンパン付きというのも気に入って決めました。
税・サービス料込みで一人あたり18,500円です。※2019年10月現在
予約は17時30分から、または20時30分から、のいずれか。一休のサイトからおこないますが、ここで困ったことが発生。
我が家は3人家族。ところが「3名」という選択肢がありません。仕方なく「2名」と「1名」に分けて二回申し込みをしようとしたところ、「2名」を申し込んだ時点で「満席」になってしまいました。
お店に電話してみたところ…「同じ料金であと1名追加可能ですよ」と快く受け付けてくれて、解決。
ありがたいなー。当日を楽しみに待ちます。
「ひのきざか」行き方
このお店の場所は、東京ミッドタウンの「ザ・リッツ・カールトン東京」内。10月に訪れましたが、17時すぎでもうすでに夜の帳が下りています。
「ミッドタウンタワー」にある、ホテルのエントランス。
45階に行くエレベーターの案内板通りに進みます。※地下〜2階までのエレベーターも別にあるので注意。
45階のロビー。ゴージャスな生け花がお迎えしてくれます。
「ひのきざか」はフロントと反対側、エレベータを降りて左手奥にあります。
東京ミッドタウン最寄駅:東京メトロ日比谷線/都営地下鉄大江戸線「六本木駅」 地下通路から直結、東京メトロ千代田線「乃木坂駅」から徒歩5分
『選べる黒毛和牛フィレorサーロイン、魚介や旬の野菜』メニュー 2019年10月訪問
席についてまず、メインの黒毛和牛の種類(フィレまたはサーロイン)および、〆のご飯の食べ方(ガーリックライスまたは、ひつまぶし風)を訊ねられるので、どちらかをセレクト。その後、コースのスタートです。
グラスシャンパン
グラスシャンパンをついでもらいます。リッツオリジナルのお酒です。
スッキリした辛口で美味しいw
前菜とお魚メニュー
前菜。手前がクルミ豆腐、奥が北海道産秋刀魚の土佐酢漬け。さっぱりとして美味しい。
お魚メニュー。真鯛とハマグリの蒸し物。セロファン(業務用)が蒸し鍋の代わりになるとのこと。不思議です。
付け合わせのお野菜は、じゃがいも・ダイコクシメジ・ミニ青梗菜。底にコンソメで取った出汁が敷いてあります。
上からさらに和の出汁(ハマグリの下ごしらえの酒蒸しの際に使ったお酒)を加えて、紐で縛って鉄板の上で蒸す。
出来上がり。青柚子のほのかな酸味と、それぞれの素材の持ち味、和洋の出汁が絶妙にマッチしています。
焼き野菜とサラダ
次に、焼き野菜が鉄板にセットされます。宮崎産佐土原ナス、赤いのがビーツ、大分産原木シイタケ、手前の白いのがマコモダケ、上に乗っているのがスティックセニョール(茎ブロッコリー)
どれも旬の素材で色とりどりなのが、食欲をそそります。
焼きを待っている間に「季節のフレッシュサラダ」が出てきます。野菜の味を引き立ててくれる、お店特製のタマネギドレッシングが絶妙。
野菜が焼きあがったら、いよいよメインのお肉(山形県の尾花沢牛)が出番。家族3人とも、フィレ(1人60g)にしました。右側の細切れ肉はガーリックライス用。
あいにく、肉を焼いてくれているところを撮影しそびれてしまいましたが、程なく焼き上がり。
手前左から、能登の岩塩、お店オリジナルの2種合わせ醤油、ポン酢。どれと合わせても美味しそうです。
〆のご飯と、誕生日仕様のデザート
〆のご飯。息子と私はガーリックライス。こんなふうにササッと鉄板で炒めてくれます。
赤出汁とお漬物と一緒にいただきます。パラパラサクサクの焼き飯とガーリックの風味がたまりません。
夫は「ひつまぶし風」レアな焼き加減のお肉と出汁のコンビネーション。次はこちらを頼んでみたいー。
デザートは、ほのかにヨーグルト風味のジュレと、メロン、ぶどう。(産地を聞き忘れてしまいました)
予約申し込みの際「利用目的」を選ぶ箇所があるのですが、「誕生日」を選んでいたため、息子には誕生日仕様で盛り付けてくれました。
最後に出してくれた、薄めの煎茶で口元サッパリ。
17時30分スタートと、早い時間帯だったので、まだ混雑していなかったこともあり、トータル時間は1時間40分ほど。
スッカリ堪能しました。
磨かれた鉄板の美しさにも感銘
焼き終わった後に、シェフが鉄板をすぐに磨き上げるのですが、まるでガラスかダイヤモンドのような輝き。
しかも、後ろの壁の模様とコントラストで、左右市松模様になっている壁の鉄板は斜めに。真ん中の斜め模様になっている壁の鉄板は真っ直ぐに。それぞれ施されているのにも感銘です。
私たちが座っているところは「斜めの鉄板」でした。とても美しい。アイキャッチに使いました。
窓側の席だと、こんな夜景を見ることができる。真ん中辺りの光っているところが国立競技場。これから東京オリンピックに向けても、ますます景色の変化が楽しめそうです。
今日の一言
普段はなかなか行く機会のない高級店ですが、たまにはお祝い事でちょっと贅沢に。
ネット予約を利用してリーズナブルに楽しめるのもありがたいものです。
余談ですが…ミッドタウンガーデン「檜町公園」で展示されていたオブジェ「六本木カラー渓谷」を眺めつつ、帰路に着きました。
私が今回利用したプランは、コチラです。※2019年10月現在