【健康診断の胃カメラ検査結果】 医療機関から、まさかの呼び出し

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年一回の健康診断を欠かさず受けています。

年齢が嵩むに連れ、アチコチに身体の綻びが出てくるのはある意味当たり前ですし、何をするのにも健康第一だからこそ。

特に胃の検査にはかなり気を使っていて、10年程前に胃潰瘍を患ったことがあるのと、昭和生まれ以前世代の多くが「ピロリ菌」を持っていることが多いと言われているからです。

案の定、私もピロリ菌保有者だったようで除菌を済ませていたものの、2024年の健康診断・胃カメラ検査結果で、まさかの医療機関からの呼び出しを受けてしまいました。

健康診断ってホントに大事、そしてその結果とは?読者さんにぜひ参考にしてもらえたら…と、この記事を書きます。

胃の検査 バリウム検査ではなく胃カメラ一択の理由

健康診断時の胃の検査というと代表的なのはバリウム検査(胃レントゲン)ですが、私は胃カメラ一択です。

前書きでもお伝えしたとおり、胃潰瘍の前歴があるのと、バリウム検査でトラブルが起きてしまったことがその理由。

加えて医師からも「あなたのように、かつて胃の病気をしていてピロリ除菌歴もある場合は、最初から胃カメラをオススメします」と言われたことも踏まえてこのように決めました。

あくまでも私の個人的な受け止め方で、医学的な根拠を語る専門家ではありませんが、詳しくは別記事に書いていますので、後の段落でシェアします。

検査結果、医療機関からまさかの呼び出し

その後、毎年の胃カメラ結果で「萎縮性胃炎」「良性のポリープが見受けられるが経過観察で良い」となんとかクリアできていたものの。

2024年3月に受けた検査の際に医師から「ちょっと気になる点があっていくつか組織を取ったからね。」つまり、生検(病変と思われる箇所の一部を採って、顕微鏡で詳しく調べる検査)をする、と撮った画像とともに説明を受けました。

2週間程経っても特に連絡もなかったので、きっとなんでもなかったんだ。と勝手に安堵していたのも束の間。

その翌週くらいに医療機関から電話がかかってきたのです。

「先日受けていただいた胃カメラの検査結果について、お伝えしたいことがあります」

何にもないなら呼び出しなんて受けませんし、もうこの時点で「やばっ、私きっと癌かもしれない」…とてつもない不安が襲ってきました。それまでほぼ無症状だったのに、急に胃が痛くなってきたりして。

受診の予約を取った2日後までは、もう気が気ではなく、ネット検索して情報収集しては勝手に「胃がん患者」と自分自身で烙印を押してしまう始末。

せめて初期で済んでいるのならと、一縷の望みをかけます。

検査結果を知らされる

そして受診当日。もうなるようにしかならない、表現が適切ではないかもしれずすみませんが「まな板の鯉」の心境です。

医師からの説明は、

生検した3箇所のうち1箇所がかなり怪しい(おそらく、癌だと思われる)直ちに専門の医療機関を受診するように、とのこと。
※この医療機関は健康診断と一般的な診療をメインとしていて、癌の治療は行なっていないため。

ある程度覚悟はしていたものの、なんだか悔しさが込み上げてきて

「ピロリ除菌したのに、なんでこうなるのですか?」
「1年前の胃カメラでは指摘されなかったのだから、この1年に起こった出来事、ということですか?」

質問攻めにしてしまいました。

すると。

  • ピロリ菌は胃のなかをかなり荒らしていることも多く、除菌後にこのような状況となる患者さんも結構いる
  • おそらく初期(胃の粘膜に留まっている状態)だと思われるため、内視鏡で除去して完治を期待できる
  • この時点で見つかったことは良かったです

…などと、とても丁寧に説明してくれて、物凄く腹落ちできました。

「癌」は誰にでも起こりうる

今や成人の2人に1人はなんらかの癌を発症する、とも言われています。別の言い方をすると「誰にでも起こりうる」

まだ確定はしていませんが、私もおそらく「罹ったほうの50%」なのでしょう。

ただ、前段落で医師から言われたように「ここで見つかって良かった」つまり、毎年胃カメラ検査を受けていたから分かったことであって、もしそうでなくて数年経ってしまっていたのなら、最悪の結果が待っているかもしれない。

「悪いものが見つかったら取れば済む」という段階であることを願いつつ、あらためて自宅近くの総合病院にその先を委ねることにしました。

そして、何より今回見つけてもらった検査医にも感謝です。

総合病院を受診、ESD術へ

程なく、近所の総合病院に紹介状を持って消化器内科を受診。健康診断の医療機関からの説明と同様、おそらく「早期胃がんだと思われる」との所見。

癌が胃の粘膜に留まっていると想定して、治療の第一選択が「ESD術(内視鏡的粘膜下層剥離術)」
胃カメラの検査と同様に内視鏡を使って腫瘍を除去するものです。

手術はおよそ1時間ほど、入院は約1週間、その後は仕事復帰可能という説明とともに、主治医と入院のスケジュールを相談。実はこの月(2024年5月)の中旬以降くらいまで、大切な用事がいくつか入っていたので、その後で良いか?訊ねたところ、2週間程度のズレなら構いませんよ。との返事をもらい日程を決めました。

それまでの過ごし方も特に注意事項も服薬もなく、あとはその時を待つのみ。

入院後の様子については、また別記事でお伝えします。

最後にひとこと

毎年胃カメラ検査と向き合ってきて、たまたま今回エラーが起こってしまっただけだと、なんだか妙に気持ちが落ち着いています。

それも、健康診断を受けてきたからこそ。

私が「胃カメラ一択」にしている理由、よろしければコチラの記事もご覧ください。

さっさと治療して、また何も心配しないで済む状態に早く戻りたい。
続きもぜひこのブログでお伝えさせてもらいます。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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