こんにちは。女性管理職19年の いくみ(@nesan_blogger)です。
取引先のリアルイベントに参加してきました。
300人程が収容できる会場がほぼ満席、なかなかのスケール。
ここ数年はコロナ禍があったため4年振りの開催となりましたが、
ゲストの特別講演・オープニングメッセージで、あらためて「コロナの区切り」を実感。
解説します。
オープニングメッセージが深く心に刺さった
この方は、行政側としてコロナ対策に関わってきたご経験をお持ちです。
ご本人の主業務ではなかったようですが、冒頭挨拶で
「本日は4年振りのご開催、誠におめでとうございます。こうしてみなさんが一堂に会されていること、あらためてコロナに区切りがついたと感慨深いです。」
予想だにしなかった未知の感染症との長い戦い。
私達も本当に大変でしたが、感染拡大と同時進行で次々と対策を打っていかねばならない側の方々も、計り知れないご苦労があったことでしょう。
ほんの1分くらいのオープニングメッセージでしたが、万感の想いが込もっているようで、深く心に刺さりました。
コロナ禍を影で支えてくれた人たち
私自身も周囲も、苦悩の連続だった数年間なのに「喉元過ぎれば…」的に、だんだんとコロナ禍の記憶が薄れつつあって。
世の中が以前の活気を取り戻していることは、とても喜ばしいですが、支えてくれた人たちの影なるご尽力があってこそ。
コロナ後のネクストステージになったのだと、あらためて実感しました。
また、このゲストが「本当に大変だったんですよ」などと、自分たちの立場からのコメントを述べていたらおそらく「ふーん、なるほど」とスルーしそうになっていたと思いますが、参加者たちの立場を慮っての言葉。
これもとても響いた点です。
冒頭で思いっきり引き込まれ、その後も集中
ちなみに、演題はコロナとは全く異なる内容でしたが、何しろ冒頭で思いっきり引き込まれたので、その後90分近くに及ぶ盛りだくさんな話しにも、物凄く集中することができたのです。
加えて、落ち着いた声のトーンとゆったり目のテンポも聴きやすい。
色々な説明に加えて、最後には「私見ですが」とお断りになった上で、ご自身の言葉で今後についてを語った点も印象深く
セミナー講師を目指している私なので、別の意味でも様々気付きをもらえました。
最後にひとこと
こうした業務上のイベント、コロナ前のようにさらに機会が増えていくことでしょう。
ともすると画一的な内容になりがちで、今回のように”演者のマインド”を感じ取ることができる講演は珍しいかもしれませんが、
今後もそんな機会に巡り会えることが楽しみです。