【管理職を諦めないで】子育て中のキャリアアップ成功法・ワーママ30年の私から伝授

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こんにちは。ワーママ30年の いくみ(@nesan_blogger)です。

先日、こんな相談を受けました。
「管理職を目指したいけれど、今は子育て真っ最中。とてもそんな余裕がありません。私、このまま諦めるしかないのでしょうか?」

いえいえ、諦めないで。
この記事では、同じ悩みを持つ人たちへ、私の経験を踏まえながら、具体的な道筋をお伝えします。

仕事をしていることが「一丁目一番地」

この相談者さんの今の一番のお悩みが「育児休業から復職して毎日が精一杯で、明日のことすら考える余裕がない。出産前にはリーダーのポジションに就かせてもらっていたけれど、これからさらに上を目指すなど、無理かもしれないです。」

とてもよくわかります。

対して私がお伝えしたこと、それは「仕事をしている喜び」です。

結婚後の夫の転勤で、当時から目指していた管理職の道を一度はあきらめ、その後の再就職活動中に妊娠。2年近く無職の期間を経て、やっと見つけた仕事は非正規雇用でした。

当時はまだ、世の中的に母親が仕事をすることへの理解も低く、子どもが小さいというだけで、なかなか仕事が見つからない…そんな状況だったのですが、非正規雇用でもなんでも仕事に戻れたことがとても嬉しくて嬉しくて、何があっても2度と辞めないと誓って今に至ります。

まず、仕事をするのかしないのか?そこをあらためて再確認して、決めた方向に進んでいけばよくって、管理職を目指すこともあきらめる必要もないし、時間がかかるかもしれないけれど、必ず道は開ける。

そんなお伝えをしたところ、相談者さんから「仕事をしている、ということが、一丁目一番地なのですよね」と返ってきて嬉しくなりました。

今の状況は、将来への種まきの時

この相談者さんのように、子育ての真っ最中、毎日が目の前のことで精一杯。そんな日々を過ごしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

私の経験から、実はこの時期こそが、将来への大切な準備期間なのです。

確実に訪れる、変化の節目

子どもの成長に伴って、必ず余裕が生まれる時期が訪れます。

まず最初の変化は、保育園の年中児くらいの時期。
基本的な生活習慣が身についてきて、少しずつ子ども自身でできることが増えていきます。この頃から、仕事に向き合える時間が少しずつ確保できるようになってくるものです。

次の節目は小学校入学後しばらくした頃。
確かに「小1の壁」と言われるように、新しい環境への適応で一時的に大変な時期を迎えます。ですが、しばらくすると、子どももすっかり順応してくれて、さらに子どもならではの社会生活(学業や友達と過ごすこと)を楽しむようになってくれると、仕事との両立にもリズムが生まれてきます。

そして小学校高学年になると、子どもの自立心がさらに芽生えて、「ケアする」から「見守る」というスタンスへと変化していって、この頃から、自分のキャリアについて、より具体的に考えられる時間が増えていきます。

その後、中学校、高校、大学、社会人…と、子どもの成長に合わせて、節目節目で新たな心配も出てきますが、親である私たちの時間の使い方も変化していくのです。

必ず将来の糧になる

そう、今は種まきの時期なのです。
例えば、

  • 今の仕事で得られる経験を、一つ一つ大切に積み重ねること
  • 職場での人間関係を、丁寧に育んでいくこと
  • たとえ遠い目標でも、将来の夢を持ち続けること

こういった小さな積み重ねが、必ず将来の糧となります。

あなたの時間はまだまだこれから。ですからあきらめないでチャレンジしていってくださいね。

健康管理も大切に

加えて、健康管理も蔑ろにしないでください。

私自身がそうでしたが、母親ってつい自分のこと後回しにしちゃうんです。結果心身共に疲弊してしまい、気づいたら病気に罹ってしまっていた…。

健康でなければ、子育てだって仕事だって果たせません。

毎年の健康診断やちょっとでも異変を感じたら医療機関を受診することはもちろんのこと、ご家族に協力をしてもらって「自分だけに使う時間」も意識的に取るように心がけることをお勧めします。

責任は、負える人にしか降りかかってこない

そうして、コツコツと取り組んできて、管理職ポジションへのオファーがあったときに。

「私にできるのだろうか?」プレッシャーも大きいことでしょう。責任は確かに重くなります。でも、覚えておいてほしいことがあります。

【責任は負える人にしか降りかかってこない】

もし、管理職のポジションを得られたなら、それはあなたに任せられると周囲が認めたから。自信を持って臨んでください。

最後にひとこと

ダイバーシティの推進、と言われるようになって時代は確実に変わってきています。ただ、まだまだ課題も残っていて、たとえば。

やはり母親の負担が分量的にもマインド的にも多いこと、また、周囲が「性差的」な考えを持っている場合もあることです。そしてそれらの課題に対して、せっかくポテンシャルを持っているのに「自分には無理」だと諦めてしまう女性もいることです。

私自身の経験が、こうした人たちに少しでも参考にしてもらえたら、だからこそ『女性管理職が悩んだ時に読む本』を書きました。これからも今回の相談者さんのように悩んでいる人たちに伴走していきたい!

そして、何よりも。

この記事を読んでくださっている、あなたのような方々が、次の世代の道を切り開いていってくれることを願っています。

焦る必要はありません。子育ては長い道のり。でも、その先には必ず新しいステージが待っています。

同じ経験をしてきた先輩として、これからも皆さんに寄り添い、伴走させていただきます。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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