親の死後どうすればいいの? 他人に介入してもらってなんとか凌げている、私の場合

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父の他界。

齢93歳、大往生ではありましたがある転倒事故をきっかけにして、その後数ヶ月寝たきりとなって帰らぬ人に。

本人にとっても不本意この上ないことなのでしょう。

だがしかし。

残された母は父同様に高齢で、しかも、これといって何らの遺言もありませんでしたので、娘の私が以後の対応をするしかありません。

どうすればいいの??

私と同じような状況の人に参考にしてもらえたら…と、この記事を書きます。

親の突然の他界、遺族はどうすればいいの?

突然の父の他界。何かの病気に罹っていたわけでもなく、たまたま転倒をきっかけに色々と衰弱が進んでしまいました。

最後に入所していた施設の医師の死亡診断書において、その死因は「老衰」と書かれてあってもちろん、その点は納得です。

さておき。

遺族にとって最も悩ましいこと、どうすればいいの?

それは故人の財産についてどう対処をすべきか、という点です。もちろん、葬儀やら納骨やらそうしたことも必要点ではありますが、その辺りは粛々と対応していくしかなくて、何かの法則があるわけでは無いです。

一方で「財産」は法的措置が支配することが主で、故人の遺言が残されていない限り、遺族がどうにもしようがありません。

我が父についてはまさにこのケースです。

不動産の処分とともに、専門家に委ねる

実家は持家でしたので、母とも話をしつつ、不動産会社さんへその処分「売却」について委ねることとしました。

売却にまつわる様々な手続き書類については、不動産会社さんの提携する司法書士さんや税理士さんがサポートしてくださって、もちろん費用はかかりますが、遺族が自力でまかなうのは到底無理ですから助かりました。また、この件での「遺言」は特段必要ないです。

幸い売却先が早期に決まって、売買の手続きを進めることとなりましたが、ネックは「高齢の母」

細かなことへの理解をするのには能力的(高齢のため)に厳しいようで、さりとて、自分の都合の良いように解釈する傾向もあって、娘の私が一生懸命説明しようと試みるも「聞いてない」「知らない」の、一点張り。

何だかなーー虚しくなることしきりです。

他人に介入してもらって、なんとか凌げている

とはいえ。

不動産会社さんや、司法書士さんや税理士さんや。他人に介入してもらって、なんとか凌げていることがありがたいです。

情けないのですが、当事者(今回の場合で言うと、母→娘)の信頼感が強固ではない、我が母子はまさにこのパターンなので仕方ありません。

そのことにフォーカスしてグダグダ省みようとしたところで、結論も出ませんし、所詮我が母がどうしたいのか?の意を汲むしかないです。

ちなみに、父の財産のうち不動産以外はほぼ無い(預貯金や生命保険など)ことが判明しましたので、あとは本人の銀行口座を解約するくらい。この手続きはまだ終わっていませんが、口座にほぼ預金が残っていないようなので銀行に行って手続きすれば良いかと考えています。

および、メールアドレスはniftyのを使っていたのですが、そちらも娘の私が代理で解約することができました。

親子とかじゃなしに「それはそれとして粛々と対処」

結局。

親子だからといって強固でないことも多くって、我が母娘関係においてはかなりこのことが顕著です。

親子、とかじゃなしに、自分のスタンスとしてどうすればいいか?と鑑みたときに

「お互いの関係云々それはそれとして、とにかく粛々と対処していく」

こう思っておけば気持ちに余裕が持てますし、なるようになれ、です。

最後にひとこと

人は高齢になればなるほど、色々な思考能力も衰えてきますし、何かに取り組もうとしてもつい、腰が引けてしまうこともありがちです。

おそらく父も遺言やエンディングノートや、そんなことをおぼろげに考えていたのでしょうが「そのうちに」的にきっと後回しにしていたのかもしれません。

私自身は息子にこんな「なんだかなーー」と言う思いをさせないで済むように、しかるべき時期からこの辺りに着手しよう。

我が両親の様子がある意味、反面教師ともなりました。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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