このブログでは主に「女性管理職の悩みとメリット」をテーマにして多くの記事を書いてきました。
同じような悩みを持つ人たちに参考にしてもらえたら…との思いで「ブログからのお問い合わせ」機能についても、個別コンサル、講演依頼、取材依頼などいくつかのカテゴリーを用意。
ある時「取材依頼」のお問い合わせをいただきました。
実際に取材を受けてみたら、ナント!そのお相手は高校生さんだったのです。
「女性の働き方改革」ブログからのお問い合わせ
依頼主さんからのメール文面を引用(一部抜粋)させてもらいます。
突然のご連絡、失礼いたします。
私はいま学校の探究学習で、女性の働き方改革についてのプロジェクトを行っています。
つきましては、ぜひ女性管理職としてご活躍されているいくみ様に、zoomを通してインタビューをさせていただきたく連絡いたしました。
唐突なお願いで恐れ入りますが、何卒、インタビューにご協力いただけますようお願いいたします。
丁寧な文面にとても好感が持てて、しかも自分の経験に共感を持ってもらえたことが嬉しく、二つ返事で引き受けました。
ですが、この時点ではおそらく「学校の先生だろう」と勝手に考えていて、なぜならば、あまりにもその依頼内容がしっかりしていたからです。
実際には高校3年生からの依頼だった
その後日程調整のやりとりをして、私自身は平日に時間を取るのがなかなか難しいため、土日祝で候補日をお伝えしました。
おそらく勤務日以外なのだろうに、申し訳ないなぁと思いつつも日曜日で快く引き受けてくれて。
zoomの接続先も日程確定時と前日確認時と2回メールが来てありがたい。
そして、当日。
開始時間の3分前くらいにzoom接続してみたら、すでにスタンバイをしてくれていて、しかも、画面の向こうにいるのは先生ではなく、高校3年生の学生さん!
しかも、日曜日なのにも関わらず制服を着ているじゃありませんか。
なんと礼儀正しいのだろう。
自分が高校3年生の時なんて、こんな振る舞い絶対できていなかった。素晴らしいです。
インタビューの内容
インタビュー開始時にも「レコーディングさせてもらって良いでしょうか?」この徹底っぷりに感服。
実際に聞かれたことは
- なぜ管理職を目指したのですか?
- 女性管理職としてどんなことが大変でしたか?
- 仕事と家庭の両立で工夫したこと
- ご自身の部下が管理職を目指すために手助けをしていること
…etc.
お相手が、拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』を読んでいるかどうかは聞きそびれてしまいましたが、どの質問も拙著に書いてあることで、手前味噌ですみませんが、”女性活躍のためのポイント”になれているんだなぁと実感です。
自分の経験を若い世代に伝えられることのありがたさ
インタビューもとても澱みなく(おそらく事前にきちんと準備をしていたのでしょう)話を終えた時にも「私が知りたいことを様々教えてもらえました。ありがとうございます」とのお礼をもらって「こちらこそありがとうございました」と返しました。
何よりも。
自分の経験を若い世代に伝えられること。
ブログや拙著にコツコツ書いてきてそれを検索してもらえて、リアル経験ではなかなか出会うことのない「現役高校生」との交流ができたことに心底嬉しくなりました。
最後にひとこと
インタビュー後にあらためてメールが来ました。
本日はお忙しいなか、貴重なお時間を割いていただき誠にありがとうございました。インタビューにご協力くださったおかげで、女性の働き方に関して詳しい情報を得られました。略儀ながら、メールにてお礼申し上げます。引き続き何卒よろしくお願いいたします。
もうね、凄すぎます。
我が国の若者、サイコーに頑張っている!そのことにもあらためて感激です。