『読書を自分の武器にする技術』つい「積読」になってしまう悩みが解消、読書がワクワクしてくる

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読みたい本は色々あれど、つい、日々のやることに追われて”積読”になってしまうことがいつも悩み。

そんな悶々とした思いに答えてくれる1冊に出会いました。

オピニオンサイトで10年以上&1万冊以上の書籍を紹介されてきたコラムニスト 尾藤克之さんの『読書を自分の武器にする技術』

ご紹介します。

「精読」ではなく「スキミング読み」

尾藤さんの元には数多くの献本が送られてくるそうです。

それぞれを精読していたら、おそらく天文学的な時間が必要になるほどの冊数。

尾藤さんはナント!1冊あたり10分で読み、30分で記事を書き、10分で投稿作業、つまり1冊の書籍紹介を「40分」で仕上げられている。

そのために取り入れているのが「スキミング(キーワードや単語を拾いながら)読み」

小学生の頃から読書好きであった尾藤さんがその当時から取り入れ続けている方法ということに、驚きと共に感動をもらいました。

読みたいのに、なかなか手に取れない…私は「本は始まりから終わりまでじっくり読まなければならない」と勝手に思い込んでいたのです。

本は3分の1しか読まなくていい

スキミング読みのやり方としては

本はページの3分の1しか読まなくていい」えーー??3分の1??衝撃です。

なぜ、3分の1で良いのか?

その裏付けとなる現象や学説の紹介に始まり、尾藤さんの別のご著書の中から「3分の1をマスキングした状態」で読んでみるケーススタディができたり、もう”目から鱗”の連続。

本書で解説してくれているとおり、確かに上の方を読んでいれば、下の方はそれに伴って視界に入ってきますし、上の方に主語と述語がまず明記されていることも多い。

このことを教えてもらえただけで「積読」をどんどん切り崩していくやる気と楽しさを覚えました。

本を読むなら汚く読むのが鉄則

加えて、もう一つ刺さったこと。

「本は汚く読む」

具体的には、本にマーカーを引いたり書き込みをしたり、しかも漢字を使わず殴り書き。ペンの色は1回目と2回目で分ける…

実際に尾藤さんが書き込みをされているページの画像が示されていて、あらゆる余白箇所にコメントがビッシリ埋まっています。

これまで「本は綺麗に読まなくちゃならない」とやはり、勝手に思い込んでいました。何か気づいたことがあったら、ノートやスマホのメモ帳に書くことはしていましたが、それだと、本を一旦脇に置いてノートやスマホを手に取らなければならず、なかなかのストレス。

そうか、直接書き込んでしまえばいいのだ。これも意外と気付けなかったことです。

読書を楽しむ極意が満載

その他、読んでも忘れないアウトプットの秘訣、自分を成長させるための読書法、オススメ読書術の本紹介など、読書を楽しむための極意が満載。

「おわりに」の最後に書かれているメッセージにも深く感動しました。

あなたも読書を通して幸せになり、周りに幸せの輪を広げてください。

本書を読んで、読書をしてアウトプットすることに、これまでにないワクワクをもらいました。もう積読から卒業!

私と同じように「積読」に悩んでいる人へ。ぜひ手に取ってほしい1冊です。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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