悪口。
言う側にとっては、軽いつもりで…という時もあるでしょうが、言われた側にとっては心にグサグサ刺さる辛いことなんですよね。
万人に好かれようとしたところで、無理なものですが、では、悪口と上手く”付き合う”には、どうしたら良いのでしょう?
誰しもがもつこの悩みに、スバっと答えてくれるのが、
人間力アップコンサルタント/認定心理士 堀 もとこさんの『悪口を言われても気にしない人の考え方』
ご紹介します。
著者の経験に基づいた数々のアドバイス
人のご機嫌をいつも気にしていた堀さんが
悪口を言われても感情を引きずることなく、気持ちのコントロールができるようになった。
ご自身の経験に基づいた数々のアドバイスが刺さります。
例えば
・悪口を言われたら、どう過ごせばいいのか?
→物事はすべて「捉え方」、言われたこと(事実)にどんな感情をくっつけるかは、自分次第
・友達のふりをした敵(フレネミー)とは距離を取って良い
・自分の価値は自分で決める
・悪口を言われても絶対にしてはいけないこと
→感情的になる、言い返す、自己否定してしまう…etc.
・スルースキル(受け流すこと)が大切
などなど、どれも頷くことしきりです。
悪口をエネルギーに変換:ガソリンに例える
最も印象に残ったのが
【悪口をエネルギーに変換する】
悪口を”ガソリン”に例えて、その変換法について、4つのタイプ別で教えてくれます。
なるほどーー、ガソリン。
どうせ免れない「悪口」だったら、ハイオクだろうが軽油だろうが、それぞれに立ち向かえば良い。
そして、それを燃料に自分が軽快に走り続けること。
悪口を言われたとしても、決して折れないことが大切なのですよね。
この1冊が心を整える友となってくれる
悪口って結局、ネガティブの塊。
真正面から向き合おうとしても疲弊するばかりだから、この1冊が心を整える友となってくれる。
ぜひオススメします!
そして、悪口を言わないような人であれること。言われる側だけではなく言う側の心理にとっても、そんなこと何にも意味ないから、と気付かせてもらえます。
最後にひとこと
仕事をしていたり、SNSで発信していたり、自分の活動のあらゆる場面で「悪口」に遭遇するものです。
言う側だったら一見「蜜の味」みたいな側面もありますが、言われる側の気持ちを決して蔑ろにしてはならない。
この本に答えが書いてあります。