ここのところ、セミナー講師で呼ばれるための講座で学んだり、オンラインセミナーに登壇する機会が増えてきて、あらためて「プレゼンする時に心がけると良いこと」に気付きました。
ポイントは2つ
【受講者さんを引き込む】【意識して間を取る】
解説します。
特に外部に対してのプレゼンで大事なこと
元々、職場でプレゼンする機会は多くありましたが、それってあくまでも社内でやっていることなので、お恥ずかしながらかなり自己流でした。
特に外部に対しての場合、冒頭でお伝えしたとおり2つのポイントを心がけると良い。
さらに詳しくお伝えします。
冒頭で受講者さんを引き込む
プレゼンターって、つい”自分が語ること”に専念してしまうんですよね。
でもね。
聞いてくれる人がいて、その人の「なんかしら役立つこと」へギフトを贈るのがプレゼンであって、だからこそ、一方通行になってしまっては元も子もありません。
もちろん、自分が語る時間がほぼ大半を占めますから、それはそれとして。
冒頭で「みなさーん!◯◯について、悩みをお持ちではありませんかーー?『あります』という方、手を挙げてくださーーい」
と、まず声を掛けてみるだけでも「聞いている」だけではなく「参加している」という気持ちになってくれる。
手を挙げてくれたことのお礼と「今日のプレゼンでは、そのお悩みにヒントにしてもらえることもお伝えしますよぉ」と返すと、なお、”繋がり”を意識してもらえます。
意識して間を取る
次の点が「間」について。
話し手って、持ち時間が気になってしまって、そして、緊張もしますから、何かと早口で畳み掛けるような喋り方になってしまいがちです。
結果、受講者さんたちが付いていけなくなって「単に、その場にいるだけ」という陥りを招いてしまう。
それを回避するためには、ところどころに”意識して間を取る”ことが大切。
楽譜で言うところの「休止符」みたいなもの。ほんの数秒で構いません、「半拍休む」ってなイメージをすると良いです。
”セミナー講師で呼ばれるための講座”で師匠や仲間から「いくみさんの話、いいこと言ってくれてるのだけれど、どんどん進んでいってしまって、途中で迷子になりそうでした」と、指摘してもらいました。
きっかけは美容師さんとの対話
実はこの記事を書くに至ったきっかけは、美容師さんとの対話でした。
長らく通っている行きつけの美容室。
私の担当は店長さんなのですが、ヘアカットしてもらいながらのおしゃべりをいつも楽しませてもらっています。
拙著が出た時にもサイン付きでプレゼント、「いくみさんって、こんなことをやっている人」ということも知ってくれていて、最近訪れた時に質問を受けたのです。
「うちの美容室チェーンで全国大会があって、私、プレゼンすることになりました。いくみさんにぜひアドバイスをお願いしたいのですが」
そこでお伝えしたのが”2つのポイント”
店長さん「わー、それいいですね。ぜひやってみます」と返ってきて(しかも、シャンプーしてもらいながらの会話、笑)私も嬉しくなりました。
最後にひとこと
内部でやるプレゼン、外部でやるプレゼン、問わず。
人前で話す時のちょっとしたコツについて、この記事が何かのご参考になるようなら幸いです。