実家の父92歳・母91歳。
ありがたいことにこの年齢になっても両親共に健在です。
ところが。
母から電話がかかってきました「ちょっと、お父さんのことで伝えたいことがあって」
話を聞いていると、どうやら父に異変が生じているようです。
私のように「両親が高齢でも自活できていて、だけれど突然異変が起こってしまった時」に。参考にしてもらえたらとこの記事を書きます。
父の異変、とは
まずは、父の異変について。
母の説明によると、突然動けなくなってしまうことが何度か起こって、母も高齢ですから一人では介助できずに、ご近所の方に助けてもらったとのこと。
しばらくすると再び動けるようになるようですが、その後、繰り返しとなってしまう。
近医の神経内科を受診しても「特に、認知症などの所見もなし」との診断、
父に何が起こってしまったのだろう?
そりゃ、92歳ともなれば当然、なんかしら異状が起こるってあるでしょうから、理屈で考える必要もないかもしれません。
母からのSOS
ここで、我が親子関係についてお伝えさせていただきますと。
お恥ずかしながら、決して「良好」とは言い難い状況で、特に母は、滅多なことでは私に連絡をして来ないです。
私は二人姉妹の妹なのですが、母にとって姉はかなり”期待の星”、一方、妹の私は”出来の悪い次女”「この子に期待しても仕方ない」と思われていました。
母は姉にきっと頼りたかったのでしょうが、現在、海外に住んでいるため、なかなか叶わず。
しかも、私はずっと会社勤務をしていて平日は留守にしていますから、尚更「次女は頼りにならない」という思いが募っていることでしょう。
そんな母からのSOSですから、よっぽどのことなのかもしれませんがそれでも、母の妹(私にとっては叔母)から「いくみに連絡しておいたほうがいい」と進言されて、渋々電話してきたらしい。
なんだかなぁ…とツッコミどころ満載ですが、とにかく平常ではないことを理解しました。
近所の訪問介護施設に相談を促す
仕事のことを言い訳にするつもりはありませんが、今の自分の状況から親の介護をタイムリーにすることが難しい。
近所の訪問介護施設を調べて、そこに相談するように母に伝えました。
母も高齢ですが、取り組んでいるライフワークがあって今でも現役。近々予定されているイベントのため「それが終わったら、電話してみる」との返答。
おいおい、困ってるって連絡してきたのにイベント優先かよ…つい、苦笑です。
父の様子は小康状態らしく、喫緊のことはない、ということなのでしょうが、娘の私が間に入ったところで、やはり当事者同士で話をしてもらうのが一番なので、その様子を見守ることとしました。
最後にひとこと
親の介護、いざというとき自分が何もできないことがあっても、せめて情報収集して「ここ、利用してみてはどう?」と伝えることだけでもやってみよう。
私自身も全く介護の分野には知識を持っていないので、何がいいのか?確信はもちろん持てませんが、専門家に助けてもらうことで、少しでも父のサポートができるならば。
たとえ、費用面などの間接的な援助だったとしても良いのではないだろうか?
私が紹介した介護施設へは母がコンタクトしてみる、と言っていましたので、経過はまたこのブログでお伝えさせてもらいます。