言語化は自分へのご褒美でもある『「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全』(山口拓朗 著)

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思いを表現する。仕事においてだけでなく日常のあらゆる場面でとても大切なことです。

表現できているつもりでも、実際には相手に正しく伝わらずなことも多くて悩みの連続。

そんなときに力強い味方になってくれる一冊に出会いました。
伝える力【話す・書く】のご専門家、山口拓郎さんの『「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全』

ご紹介します。

言語化を磨くための「3つのSTEP」

表現力=言語化力を磨くためには、どうすれば良いのだろう?

本書ではまず、そのための「3つのSTEP」についてを解説してくれます。

  1. 「語彙力」を伸ばす
  2. 「具体化力」を鍛える
  3. 「伝達力」を磨く

このフレーズを心に刻むだけでも”何に注力すれば良いのか?”をかなり具体的にイメージができてありがたい。

さらに、それぞれのSTEPについての詳細なメソッドが書かれていて、どれも決して難しいことではなく、すぐにでも取り組めることばかりです。

「なぜ→たとえば」と「思考のものさし」

最も刺さったことは以下の2つ。

  • ざっくり一言から始めて「なぜ→たとえば」メソッドへ展開していけば良い
  • 具体化するための「思考のものさし」をあてはめてみるだけで、解像度が高まる

「思考のものさし」とは、

  1. メリット・デメリット
  2. ビフォー・アフター
  3. 類似点・相違点
  4. 誰におすすめ?
  5. どうやって?どんなふうに?

がTOP5。

さっそく教えてもらったことを元に練習してみると、思考がかなり整理整頓されてくることを実感、そして、「あれもこれも伝えたいのに、結果、どれも伝わらない」という負のループに陥らずに済みます。

加えて、言語化のためにChatGPTは相棒になってくれるという点と具体的な活用法も紹介してくれて、言語化とAIは決して対極ではないのだと大いに納得しました。

言語化は自分自身へのご褒美でもある

「おわりに」で書かれている「言語化がうまくなることの最大のメリット:それは、自分自身への理解が深まり、自信がもてるようになる」とのメッセージにも感銘しました。

言語化とは、コミュニケーションのお相手への気づかいのためだけでなく、自分自身へのご褒美ともなる。
言語化力を上げていくことにワクワクが止まらなくなってきた!

本書という『ガイドブック」を傍らにぜひ、言語化の旅に出ませんか?

その先にはきっとさらなる未来が待っているに違いありません。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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