マインドフルネス。きっと大切なのだろうな、と頭では理解しようとしても、実際それって、何なの?
お恥ずかしながらよく分かっていなくって、何冊か本を読んではみたものの、なんとなく腹落ちせず、実践もできずにいました。
そんな悶々としたときに、望月俊孝さん著の本書に出会いました。
宝地図やレイキ勉強法を伝授してくれている著者だからこそ、きっと気付かせてくれることがある。
ご紹介します。
マインドフルネスの成り立ちや具体的なワークが、腹落ちできる
実際に読んでみての感想をお伝えしますと、
より充実した人生を送っていくには?マインドフルネスの歴史や成り立ち、具体的なワークの数々など、私が知りたいこと、だからこそ、マインドフルネスが大切なのだと改めて腹落ちできた!
冒頭部分が漫画で解説されているのですが、この漫画を見ただけでワクワク。
ポイントとして示されている3点でさらに理解を深めることができます。
- 科学的な根拠に裏打ちされている
- 1分で実感でき短時間で実践。一生使える
- 有効性が高く、あなたの人生が変わる
(本書より引用)
では、なぜ「1分」なのでしょう?
ひと口ごとに箸を置く
その根拠を知りたいと思い、ワークの具体例として挙げられていることの一つ
「ひと口ごとに箸を置く」食事時のエクササイズを早速やってみました。
つい普段から忙しなく食べてしまう癖がついてしまっているので、実際にやってみると中々難しいのですが、意識してみると、栄養が自分の身体の中に染みわたっていくような実感ができて、それだけで豊かな気持ちになれます。
確かにこの一つの動作だけでも1分とかからない。
しかも、あえて何かの行動をするというよりは、日常生活の中でちょっとした工夫を施すことで、心の整理や活力を実感できるのです。
これ以外にも同じように”日常の中のちょっとした工夫”のエッセンスが満載。
「マインドフルネス=瞑想すること」と、つい捉えてしまってそれが結構なハードルになっていたので、これならすぐに取り組めることができて嬉しい。
「今、ここ」の1分は無限の可能性を開く扉
本書のポイントを一言で表すならば、
"「今、ここ」の1分は無限の可能性を開く扉"
何故ならば、マインドフルネスの目的が「本当のやりたいをかなえる」ためだから、と教えてくれる。
それって、人生において常に大切なこと。でも、本当のやりたいをかなえるのに実際にはどうしたらいいのだろう?
この1冊に答えが詰まっています。
最後にひとこと
私と同じように、「マインドフルネスって大切なのはなんとなくわかっているけれど、それって何なの?」「もっと腹落ちしたい」「実践してみたい」と願っている人へオススメの書です。