投げたボールが戻って来ないときは、その後の可能性が無いことが多い

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こんにちは。女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。

仕事って様々な協力者がいてこそ成り立つものですから、まず自分がボールを投げたとして、その後のキャッチボールも大切。

とはいえ、特にお相手が取引先である場合は、残念ながらボールが戻ってこないことも、ままあります。

そんな時にどうしたらよいでしょう?

「投げたボールが戻ってこない」の事例

実は、つい最近も、この「ボールが戻ってこない」事態にしばしば遭遇してしまい、悩んでいました。

こちらから提案していることに対して、まずは「わかりました。確認します」と一次回答はもらえるんです。
しかし、その後の”では、どうなったのか?”ということが途絶えてしまう。

「先日のあの件、どうなっていますでしょうか?」

しつこいと嫌がられることも覚悟で、リマインドをしてみると。

「あー、すみません、今、関係各所に確認しています」
「色々と時間がかかってしまっていてねー」

などの曖昧模糊としたレスポンスが来てしまいます。

曖昧なレスポンスがあった行末には?

この場合、主に2つのパターンが想定されます。

  1. その言葉通り、コンタクトしているお相手ではクロージングできない事象で、関係各所に訊ねている最中
  2. おそらく、ほぼ関心ないのだけれど、即断るのもなんだから、一応ワンクッション置いてみる

いずれのパターンにおいても、とりあえず二次回答を待つしかなし。

そして、じりじりと時が経って。それでもノーレスが続いてしまった時に。

「あの件、どうなっていますでしょうか?」と二度三度訊ねることも一考かもしれませんが、私はあまりこの行動はとりません。

何故ならば

投げたボールが戻ってこないときは、その後の可能性が無いことが多いからです。

深堀りするよりも、次の新しいボールを目指す

例えば「御社との◯◯の計画、ちょっとイマイチだったから止めました」等と言ってくれた方が、返ってスッキリするものですが、きっと遠慮して気を遣ってくれているのでしょう。

いくら自分(自社)が懸命に取り組んだとしても、他人(他社)は、変えられない。
諦める…というより、相手からの”可能性のボール”が返ってこなかった。ということだと受け止めます。

「いくみさん、もっと粘りましょうよぉー」と部下さんに背中押されることもあって、お恥ずかしい限りなのですが

繰り返しですみませんが

投げたボールが戻ってこないときは、それはそれで仕方なくって。

深堀りするよりも、次の新しいボールを見つけにいくことを目指す。

あとは、フェードアウトになってしまった相手に対して恨むのではなく「検討してくれてありがとうございました」と感謝の気持ちを持つことも大切で、そう捉えたら、自分の中での幕引きができます。

最後にひとこと

ボールが返ってこない…悶々としてしまうことも多いですが、意外に「忘れた頃に返ってくる」こともあって。

一旦幕引きしたとしても、もし、そうした事態が起こったら。

それはそれで、サプライズ的に嬉しく思えたりして。これもまた、仕事の醍醐味なのかもしれません。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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