拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』感想をもらいました。
コミュニケーションデザイナー・人財育成コンサルタント・上司向けコーチとしてご活躍。経営者・管理職のための多数書籍の著者さんでもある 吉田 幸弘さんから。
ご紹介します。
等身大の自己開示・素敵なメッセージがたっぷり詰まった一冊
コミュニケーション、リーダーシップのプロである吉田さん。
その教えの真髄は
【サーバントリーダーシップ(奉仕・支援型リーダーシップ)】
大いに共感します。
私自身も「トップダウン」ではなく「ボトムアップ」型リーダーを常に心がけていて、本書からこの点を感じ取っていただけて、とても嬉しくなりました。
等身大の自己開示をされているいくみさんならではの素敵なメッセージがたっぷり詰まった一冊です。
特に「部下」と呼ばずに「部下さん」と呼ぶいくみさん。
このように呼ぶ著者や講師、現場の管理職の方々は見たことがなく、部下をリスペクトし、部下のことを常に思っている素晴らしさに感動し、身が引き締まりました。
さらに、女性管理職だけでなく男性管理職にも読んでもらいたい。とお勧めくださった点も、本書のタイトルからすると「女性管理職に向けて」という印象が大きいかと思いますが、この点もやはり、私が伝えたいことの一つでもあります。
完璧でなくても大丈夫と思うようにしましょう
続いて”特に参考になったエッセンスをご紹介”として、本書の中から引用くださったのが「誰もが完璧に認める管理職なぞ、存在しないといっても過言ではありません」という点。
【女性はやや完璧思考が強いように私自身にも自覚があるので、つい、上司に対しても完璧であってほしいと願ってしまいがちです。それゆえ、部下さんにとっては多かれ少なかれ上司のポンコツ度合いがつい気になったりしますから、それはそれでよし。気にしないことです。(『女性管理職が悩んだ時に読む本』P80より)】
部下からの陰口などを耳にすると、凹むことがあるかもしれません。しかし、そもそも誰もが評価する完璧な上司などほとんどいないものです。
完璧でなくても大丈夫と思うようにしましょう。
誰もが初めて管理職になったときはゼロからのスタートだったのです。今は輝かしく活躍している方だって、そんな時代があったし。今でも100点であることはほとんどないわけですし。
パーフェクトにやろうとしたって、土台無理なものです。管理職とて人間ですから。
自分自身がかなり「イケテナイ」こと多かったけれど、それでも懸命にやっていたらいいこともたくさんあって、管理職ってプレッシャー強そう…と躊躇してしまっている人たちにも、ぜひこのことを伝えたいと記しました。
吉田 幸弘さんの感想全文(Facebook)
この感想文は、2023年7月14日にFacebookに投稿いただきました。
職場でのコミュニケーションに悩んだ時には、吉田さんのこの一冊がぜひオススメです。