拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』感想をもらいました。
腫瘍内科医として、医療現場で癌に苦しむ患者さんのケアに努められているだけでなく、YouTube「がん防災チャンネル」では、チャンネル登録者数 4.42万人/1568 本(2023年6月現在)の動画配信・人気YouTuberでもある、押川勝太郎さんから。
押川さんとは、私が参加している情報発信者のための学びコミュニティ「ウェブ心理塾」でご縁をもらいました。
紹介します。
男性社会の会社の中にいながら女性管理職として
女性管理職を18年やってきている私ですが、企業の一員としては、まだまだ「男性社会」を実感せざるを得ないことも多かったです。
著書を読んで感じたのは、日本のビジネス本はだいたい男性社会の話しかなかったなあということでした。
もちろんビジネスウーマンのビジネス本や女性向けの本はたくさんありました。
しかし、男性社会の会社の中にいながら女性管理職として、共働き、子育て、定年退職前などのライフステージのイベントとトラブルをこなし、その意味づけをまるごと語った等身大の本というのは実は結構珍しいのではないかと感じます。
この感想をもらって、自分の仕事だけでなくビジネス本の領域においても、もしかしたら「男性社会」という点が少なからず存在しているのではないかと思いました。
でもね。
そんなこと、気にしません。だって私は女性であって男性にはなれないし、そこを掘ったところで意味がないからです。
男性からは見えない女性の男性社会への悩み、切り抜け方、その成果を具現化
本書でも記していますが、男性は男性、女性は女性、それぞれの長所を活かして共に力を合わせていけばいいのであって、何も張り合う必要もありません。
とはいえ、お互いにそれぞれの立場やら特性やらを尊重し合って、頭では理解しようと心がけたところで、つい「男性だから」「女性だから」という思考に陥ってしまいかねないのも現状。
男性社会の会社の中にいながら女性管理職として、共働き、子育て、定年退職前などのライフステージのイベントとトラブルをこなし、その意味づけをまるごと語った等身大の本というのは実は結構珍しいのではないかと感じます。
男性からは見えない女性の男性社会への悩み、切り抜け方、その成果を具現化したこの本は、今現在キャリア真っ最中の多くの女性に多くのヒントと行動するモチベーションをもたらしてくれるでしょう。
看護師(長)の方々におすすめしたい
こうしたメッセージを書いてもらいつつ、押川さんのフィールドである「医療現場」で同様な悩みに面しているであろう、看護師さんや師長さんにおすすめしたい、と語ってくださることが嬉しい。
実際非常に多くの困ったパターンへ助言が載っています。
とはいえ、内容は仕事と家庭と生きがいのバランスを主に語られておりますから、男性社会に生きる女性だけではなく、当方の属する業界では特に看護師(長)の方々にお勧めしたいと思います。
私は企業人ですが、たまたま我が勤務先が医療関連業界なゆえ、看護師さんたちと多くの接点があって、医療人の気持ちも少なからず理解しているつもりです。
会社員だけでない様々なマネジメントポジションの方々に、拙著を参考にしてもらえたら嬉しい。
押川さんからの「おすすめ」がとてもありがたいです。
押川勝太郎さんの感想全文(Facebook)
この感想文は、2023年5月26日に、Facebookに投稿いただきました。
押川さんのYouTube「がん防災チャンネル」はコチラ。
患者さんと真摯に向き合って日々取り組まれている様子に感銘。
国民の2人に1人が癌に罹患するとも言われている昨今。ぜひチャンネル登録をオススメします。