拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』感想をもらいました。
好きなことで起業したい主婦のITスキル向上を目的に、ネット集客について学ぶ「彩塾」を主宰。
セミナーやコンサルティングを通じて、15,000名以上の起業をサポートしてこられた、山口朋子(以下、MOMO)さんから。
MOMOさんとは、私が定年退職が間近に迫ってプライベートの悩みも同時多発、人生の大きな壁にぶち当たっていた時に出会いました。
私が参加している学びのコミュニティ「ウェブ心理塾」の先輩として、自分の人生ここで終わらせてないけない!と思うきっかけをいただいた方でもあり、とても尊敬しています。
現場の生の声が満載
本書は「女性管理職」とタイトルに冠しているとおり、主に企業で働く女性管理職に向けてのメッセージという趣旨で書いています。
一方、「マネジメント」ってどんな立場や職業であっても、共通したミッションでもあって、MOMOさんの感想文書き出しで、その点を感じ取ってもらえたことに感激。
私はずいぶん前に会社員は卒業しましたが、今は会社の経営者。
ある意味、女性管理職とも言えます。
この本では、女性管理職の「60の悩みあるある」とその向き合い方が綴られています。
いくみさん自身、子育てと仕事の両立しながら、たくさん悩んで、現在進行形で女性管理職をされているので、まさに現場の生の声が満載です。
お恥ずかしながら、カッコイイ理論を語れるような生き方ではなくって、みっともないこともたくさんな、我がキャリア。それでも、現場にずーっといるからこそお伝えできることってあるから。
だから、みっともなくてもポンコツでも、包み隠さずお伝えしたいと思って綴ったのが「60の悩みあるある」
SNSでよく見かける洒落トーク「現場からは以上です」まるごとその通りなのです。
仕事とプライベートのバランスの取り方
MOMOさんも”子育てしながらの起業”という大海原に船を漕ぎ出して、そしてご自身のビジネスを大きくしてこられた方。
仕事とプライベート、それぞれにたくさんのご苦労をなさってきたことでしょう。
私自身も、いつもしっちゃかめっちゃかで、全然上手くできたわけではありませんが、とにかく心掛けたのは「その時にできることを一つずつやればいい。焦らず欲張らず」ということです。
私も娘が生まれてすぐに起業したので、ここは悩みましたね。
いくみさんは「どちらの自分も同じ自分」。完璧を目指さずにゆるっとこなせばいいのでは、とおっしゃいます。長く続けていくためには、完璧主義は辛いですからね。そのゆるさも女性管理職には必要ですよね。
先輩ママの声って頼りになる
仕事の悩みに加えて、子供の様々な成長過程に直面する悩みも書いていますが、子育ては何も幼少の頃だけが大変なわけではなくって、学齢ごとにそれぞれの課題に直面します。
保育園入園から始まって、小学校入学、小学校4年生、中学受験、高校生、大学受験、就活…など。
特に仕事をしながらこうした課題に対峙することとなりますから、苦労話が尽きないもの。同じご経験をされてきたMOMOさんから「先輩ママの声って頼りになる」と言ってもらって、さらに嬉しくなりました。
子育て中のママが迎える「小4の壁」。学童保育が終わり、子どもが鍵っ子生活になる時の親の葛藤があります。
いくみさんがやった方法は、これから「小4の壁」を迎えるママには参考になると思います。食住接近、塾の選び方etc。こういう時は先輩ママの声って頼りになりますね。
山口朋子さんの感想全文(Facebook)
この感想文は2023年5月6日に、Facebookに投稿いただきました。
経営者と企業人、お互いの立場は違えどもワーママどおし。このご縁に感謝です。
ブログにも書いてくださいました。
MOMOさんが長年生徒さんに伝授してこられた「オンライン起業」。そのノウハウを余すところなく披露してくださっている一冊。ぜひオススメします。