結婚披露宴の主賓スピーチで気をつけるとよいこと 初めての人必見「3つのポイント」

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こんにちは。女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。

職責上、部下さんの結婚披露宴で主賓のスピーチを依頼されることが多くありました。
最初の頃は失敗続きで反省しきりでしたが、何回かおこなっていくうちに大分スムーズにできるようになったと自負しています。

主賓スピーチが初めてという管理職さんに参考にしてもらえたらと、この記事を書きます。

結婚披露宴の主賓スピーチ 3つのポイント

まずは、コツとするとよいことを3つのポイントにまとめると

ココがポイント

  1. 時間は5分が目安 原稿を作ってしっかり練習をする
  2. 部下さんの仕事のことをコンパクトに解りやすく伝える
  3. 他の部員からのエピソードを添えるとさらに話の幅が広げられる

さらに詳しくお伝えします。

時間は5分が目安 原稿を作ってしっかり練習をする

主賓スピーチは、結婚披露宴の冒頭部分におこなわれるものなので、適度な長さ(所要時間)が望まれます。

目安としては5分。

これに合わせて原稿を作ってしっかり練習をするようにしましょう。話す内容については次の段落で述べますが、披露宴のメインイベントであると言っても過言ではありませんから、伝えるべきことを盛り込みつつ冗長にならないようにするのに、この時間が程よいものです。

ちなみに、私は原稿を小さな紙に要約して手元に持つようにしています。原稿なしでスムーズにスピーチする人も多いですが、披露宴開始直前までシミュレーションができるので、いつもこの方法をとっています。

部下さんの仕事のことをコンパクトに解りやすく伝える

次にスピーチの内容について。

結婚披露宴は、新郎新婦当事者のためのものと言うより、ご両親やご親族に向けての日頃の活躍ぶりを上司として伝える場でもあります。

誰が聞いても一言で解るような仕事内容ばかりではありませんから、その部下さんが具体的にどんな仕事に従事しているのか、その目的や社会的な貢献度とは何なのか?
初めてその仕事のことを聞く人にとってもコンパクトに解りやすく説明することを、スピーチのメインに据えるとよいです。

我が勤務先が取り扱っている業務は、少々専門分野に特化しているため、とくにこの点を心がけることに。

ある時のスピーチの後、ご両親からかけてもらった言葉が印象深くご紹介させてもらいます。

ご挨拶ありがとうございました。学生時代から一人暮らしで離れている娘なので、どういう仕事をして、会社でどうお役に立てているのかを知ることができ、嬉しくお聴きいたしました

娘さんの門出でご両親も喜ばしいことはもちろん、様々な思いをお持ちだったことでしょう。この言葉を聞いて、あらためてスピーチの機会をもらえたことに感無量でした。

他の部員からのエピソードを添えるとさらに話の幅が広げられる

一方、仕事ぶりの話の後には、他の部員からのエピソードを添えることも効果的。

周囲のメンバーに「ご本人の結婚披露宴のスピーチで、どんなことを話したらいいかしら?」と率直な意見を教えてもらうのがよいです。

こんないいところもある、ちょっとしたウイークポイントだったとしても、本人の日頃の人となりを生き生きと語らせてもらって、上司だけからの意見だけでなく、話の幅がさらに広げられることにも繋がります。

結婚披露宴の主賓スピーチ 私の失敗談

今でこそ場数を踏んできてこのように解説することができつつありますが、冒頭にもお伝えしたとおり、最初の頃は失敗の連続でした。

お恥ずかしながら、その幾つかを披露します。

「ご着席ください」の一言を忘れずに

最初に新郎新婦のお名前やご両家への祝辞を述べることから始まりますが、みなさん立って聞いてくれています。自分の話を始める前に「ご着席ください」の一言を忘れずに。私はこれを失念してしまって、約5分間ずっと立ちっぱなしにさせてしまったことがあります。

過度に相手方の主賓を意識しなくてよい

新婦側の主賓を務めることが圧倒的に多いのですが、先に新郎側の主賓が挨拶されるので、その内容を踏まえつつスピーチした方が良いのだろうか?と勝手に理解していました。

新郎新婦とも同じ社内であれば、それも一つですが、別の勤務先だったら、あえて相手方の話を意識しなくてもよし。

当初そのことが解っておらず、やたら「〇〇様(相手方の主賓の名前)がおっしゃっていたとおり」を連発してしまって、結果、自分の部下さんへのメインテーマがぼやけてしまいました。

「先人の名言」的なことはスベりやすい

スピーチの締めくくりで、よく「先人の名言」を用いる場合も見かけます。

私もあるときそれに倣って「デール・カーネギー」さんの名言を活用してみたことがあるのですが、とってつけた感が否めず、結果、すっかりスベってしまい冷や汗でした。

締めくくりはシンプルに、例えば「ぜひお二人で素晴らしいご家庭を築いて末長くお幸せにお過ごしください。この度は誠におめでとうございました」などで良いのだと悟ったものです。

緊張対策

主賓の挨拶とは、とにかく緊張しきりなもの。

そのためには、前段落でお伝えしたように、繰り返し事前練習をしたり自分ならではの手持ち原稿を用意したり、色々対策をしておくことで、緊張を緩和することが可能。加えてちょっとしたユーモアを交えての話法も、自分自身がリラックスできるポイントともなります。

何よりも、部下さんの門出の時に立ち会えることに感謝して。

満面の笑顔で臨むことがいちばんです。

最後にひとこと

結婚披露宴の主賓スピーチ。

もちろん形は一つではありませんが、どう取り組んだら良いのだろう?と悩んだときに、この記事でお伝えしてきたことがサンプルになったら幸いです。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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