神奈川県箱根町。
芦ノ湖や大涌谷を始め、様々な観光地が楽しめ、なんといっても各スポット毎に湧き出る温泉も魅力のひとつです。
車だと土日祝はとても混雑するので、電車で車窓の風景を眺めながら向かうのも楽しい。
小田急電鉄の特急ロマンスカーは、箱根湯本に行くのには便利です。
ロマンスカー命名の由来
首都圏の私鉄特急電車の名称は、
レッドアロー
スペーシア
…etc.
なんとなく、速そうなイメージ。
方や、なぜ「ロマンス」なんだろう。
終戦後の1949年ごろ、新宿に存在した映画館「新宿武蔵野館」を復旧改装するにあたり、恋人同士が楽しく映画をみられるように二人がけの座席を館内2階に設けたところ、「ロマンスシート」としてマスコミにも取り上げられ、ちょうどそのころに運行を開始した小田急の特急車両が2人がけの対面座席を採用したことから、「ロマンスカー」と呼ぶようになったのが、小田急における「ロマンスカー」という命名のはじまりといわれている。
ーWikipediaより
「映画館とロマンスカー」素敵なエピソードです。
所要時間と料金
新宿から箱根湯本まで、所用時間約1時間30分(停車駅の多少により異なる)
運賃は特急料金・乗車券込みで2,321円(ICカード利用、切符の場合は2,330円)※2020年10月現在
時間もお値段もリーズナブル。
車両型によってはワゴンサービスもあります。
ネット予約や、スマホ利用の「ロマンスカー@クラブ」もありがたい
平日のラッシュ時間を除き、コンスタントに1時間毎で2〜3本くらいが運行されています。
路線も小田急小田原線を始め、江ノ島線、乗り入れをしている東京メトロ千代田線など、それぞれ展開されている。
ネットでのオンライン予約も可能(会員登録不要)
一方、新宿→最寄駅を時々通勤帰りに使ったり、箱根や江ノ島にしょっちゅう遊びに行っている私は、会員登録(無料)すれば、予約・購入・変更・決済もスマホでの操作のみで簡単な、ロマンスカー@クラブを利用しています。
色々な車体があります
今回私が乗ったのは、行きはMSEという、ブルーの車体。アイキャッチにしました。
車内のインテリアも茶色を基調としてシックです
帰りは、ピンクゴールドのEXE。
平日の夜に、主に通勤客をターゲットとして運行されている「ホームウェイ」でよく見かける車体です。
その他にも、白地にオレンジラインのVSE、シルバーメタリックのEXEα。
2018年春のダイヤ改正で、真っ赤な車体「MSE」もデビュー。
さまざまあります。
箱根登山鉄道
芦ノ湖近辺に行くには、箱根登山鉄道やロープウェイを利用する必要がありますが、車の大渋滞よりも快適です。
箱根登山鉄道の新型車両が、ちょうどホームに停車していました。
最後にひとこと
手軽に箱根観光を楽しむのに、小田急ロマンスカーは快適。
湯本駅から先、芦ノ湖方面まで足を伸ばすのも、もちろんよいですが、箱根湯本駅近辺でも温泉施設や自然の風景があり十分に楽しめます。