携帯電話のキャリア。auを利用して23年になります。
まだ「全員が携帯電話を持つ」という時代となる前、息子の小学校入学をきっかけに連絡手段の必要に迫られて使い始めました。1999年頃です。
当時は別の会社名でその後経営母体が統合されても、ずっと使い続けてきたのですが、今回思い切ってahamoへのMNPを決めました。
なぜ私はキャリアを切り替えようと思ったのか?替えてどうなったか?
私と同じように長年同じキャリアを使っていて、この先どうしよう…と悩んでいる方に参考になればと、この記事を書きます。
auからahamoに切り替えてどうだったか?
まずは、結論から。
一言で申しますと「替えてよかった!」
最も大きな理由は月額料金です。
後の段落で書きますが、auだと色々費用抑制に工夫を試みたところで、ある程度のデータ量が必要だと、月額7,000円くらいがどうしても発生してしまう。※2021年現在(料金プランの再見直しをしたのがこの時期でした)
ahamoならば月額2,970円で20GBの容量や電話の5分架け放題を使えて、半額以下に抑えられます。
※2022年7月現在
とはいえ。
格安SIMって、繋がりやすさや通信速度ってどうなのだろう?勝手に不安を抱いていましたが、実際に使ってみて全く問題なし。
切り替えた瞬間から、それまでの利便性と全く違和感がありませんでした。
auからahamoに替えた理由
次に、今回キャリアを変えた理由について。ポイントを3つに絞ります。
- auの料金プランはどう工夫しても高止まりになってしまう
- 同じ「KDDI」の格安SIMで、povoに乗り換えようとしたが思いとどまった
- 長年利用していることのメリットを感じられず
さらに詳しくお伝えします。
auの料金プランはどう工夫しても高止まりになってしまう
携帯電話の月額料金って、それなりにかかるから仕方ないのだろう。ある程度の容量が定額になっているのが前提で、ずっと同じ料金プランを利用していました。
お恥ずかしながら「月額10,000円」くらいをかなりの長期間払い続けていたのです。
大手キャリアの格安SIMが相次いで登場した2021年。ハタと気づいて、電話でauお客様センターに相談してみたところ、それまで利用していて実はほとんど不要だったオプションをかなり削ぎ落としても「約7,000円」
ま、3,000円安くなるのならば良いだろう…とSIMは変更せず、プランのみ変更をして終わっていました。
同じ「KDDI」の格安SIMで、povoに乗り換えようとしたが思いとどまった
とはいえ、やはり格安SIMも気になるところ。
その後程なくして、再度お客さまセンターに相談。同じKDDIの格安SIMで「povo」というのがあることを知りました。
7,000円に比べたら、相当安くなりそうだ。利用してみようか?と思ったのですが、実際には利用しませんでした。
2021年時点では、海外利用ができないと聞いたからです。
海外旅行になんて、そうしょっちゅう行く訳ではないですが、いざという時に使えずジタバタするのが嫌だな。単にそれだけの理由。
一方、ahamoはそのまま何もせずとも海外で使える(滞在期間の上限など一定条件があり。2022年7月現在)という点も切り替えのポイントとなりました。
ahamoについての詳細は、Webページをご参考に。
長年利用していることのメリットを感じられず
3点目は「長年利用していてもメリットが感じられない」という点です。
冒頭にも書きましたが、私が携帯電話を使い始めた1999年当時関西圏に住んでいて、「関西セルラー」(後にKDDIに統合、ブランド名がauとなり現在に至る)を利用している人が周囲に多く、自分もこちらのキャリアに決めました。
以来、23年。ずっと変えなかった理由の一つにはユーザーとしての愛着があったからです。
折々「長年利用のユーザーさんへ」ということで、ポイント付与してもらったりしましたが、メリットとしてはそれだけ。
これはおそらく、auに限らずどのキャリアでも同じ点かと察しますが「メリットそれだけ」ならば別に拘らなくても料金半額以下になって、さらに海外でも難なく利用できる方が助かると思い至りました。
auからahamo 切り替えの手順
切り替えると決めた。では実際にどのような手順が必要なのでしょう?
詳しい友人にサポートしてもらったので、詳細までお伝えしきれずにすみませんが、主に以下となります。
- MNP以後は前キャリアのポイントは消失してしまうため、溜まったポイントは「auオンラインショップ」等で使い切る
- My auにログイン→「ご契約内容・手続き」→「MNPご予約」→「予約番号を発行」→SMSで予約番号通知がくるので、スクショなどで控えておく
- docomoにMLP手続き依頼→ウェブだと無料でできますが、操作に不安があったので最寄りのdocomoショップに電話して来店予約の上手続き。ただし、ショップでお願いすると手数料3,300円がかかります。 ※2022年7月現在
- auのSIMロック解除→auのSIMはロックされているので、解除をしておきます。方法はネット検索で見つけることができますが、自力では不安のようならば、docomoショップでの切り替え手続きの際に依頼可能。別途手数料要
実際のdocomoショップでの手続き時間は1時間弱で済みました。
なお、auの料金決済は月末〆のため、最も効率的なのは月末日直近に手続きをすることですが、スケジュール的に難しい場合は、切り替え時のみ残存分の日割り料金が発生します。MNP切り替えについての手数料は特に発生しませんでした。
キャリアメールの「持ち運びサービス」も可能
私はキャリアメールをさほど使っていませんでしたので、スムーズにMNPができましたが、夫もauを利用していて、キャリアメールをかなり使っていたので「料金が半額以下になるよ」と伝えても、切り替えには躊躇していました。
docomoショップの店員さんと、そんな雑談をしていたら「キャリアメールの持ち運びサービス」が開始されましたよ。と教えてもらいました。※2022年6月から
au→docomoへの持ち運びだと、月額330円。
夫もそもそものau月額が7,000円程度と私と同じでしたので、ahamoに替えても月額2,970円+330円で済みます。
「ならば、ahamoにしようかな」と夫も計画中。
持ち運びサービスについては、nojimaのサイトでわかりやすくまとめられているので、よろしければご参考に。