日常業務以外での定期的なミーティング活動「参加することに意義がある」

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こんにちは。女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。

組織においてコミュニケーションの活性化を図るために、日常業務以外で定期的なミーティング活動を実施することがあります。

今回、我が部門でも10名程度のチーム編成にいくつか分かれて「約半年間のブレストミーティング」を開催しました。

主催していたのは研修チームでしたが、組織長として実感したことを書きます。
一言で申しますと「ブレストミーティングは、参加することに意義がある」です。

日常業務以外の定期的なミーティング活動 最初は批判的になってしまう

まずは、こうしたミーティング活動をおこなう際に、必ず出てくる意見としては

  • ただでさえ忙しいのに加えて、業務以外の定期的な活動は苦痛である
  • それって何の意味があるの?
  • いちいち話し合いをするのは面倒臭い

…etc.

などといった批判的なものです。

管理職である私自身も、研修チームから依頼されたときは、同じような感覚を持ってしまっていました。

しかし、とっかかりは不承不承ながらでも、やっていくうちに何となくしっくりくる時が訪れます。

ポイントは「ブレストミーティング」に徹すること

こうした定期的なミーティング活動を実施する際に、ともすると陥りがちなのが、意義を見出す、ゴールを決める、成果を求める…などといったことを強いること。

組織において最も重要なのは、実務をしっかり回していくことですから、ミーティング活動に業務と同じような手順を求めてしまってはうまくいきません。

ポイントは「ブレストミーティング」に徹すること。

ブレスト(ブレインストーミング)の解説書を見ると、メンバー相互でとにかく”ワイワイする”のが大事なのだと書かれています。

発言の質ではなく、量を重視すること
批判せず、粗野な考えを歓迎し、自由奔放な発言をすること
いい発言があれば、そのアイデアを結合し発展させること
ブレスト中に判断・結論を出さないこと

つまり、自由闊達にやればよし。

日常業務以外の定期的なミーティング活動 参加することに意義がある

我が組織でおこなってきたミーティング活動。半年間の締め括りとして成果発表会が開催されました。

各グループごとそれぞれ工夫しながら活動してきた軌跡。
みんな大変で「ねーさん。もうこの活動から降りていいですか?」と相談してきたメンバーたちもいます。

それでも異口同音に「やってよかった」と伝えてくれること。それぞれがある時点から「しっくりきた」ことの証です。

この後の検証はどうするの?話し合ったことをどうやって見える化するの?
そんなことを質問してきた外野もいますが、悪いけど私たちにとっては全て雑音。

みんなの晴れやかな「やってよかった」発表を聞いていて、私が思ったことはただ一つ。

それは

【日常業務以外の定期的なミーティング活動 参加することに意義がある】

この経験をして、これからどうやって今後の業務に活かしていけばいいのか?ってことは、上から強いることじゃなくて、一人一人が考えて取り組めばいいのです。

最後にひとこと

組織長なんて、所詮、大した存在でもありません。

最も重要なのは、いかにメンバーを支えていこうと決意を持ってるか?そして、メンバーが取り組んだことにいかに寄り添えるか?

みんなが集まって知恵を絞りあって、日常業務以外のことに懸命に向き合ったことが大事で、「検証だの見える化だの」を、上司が求める必要も無いです。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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