子どもの転職報告で親がすべきこと 今後の計画を教えてもらいその他は見守り

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社会人4年目の息子から「転職することにした」と報告がありました。

そんなときに、親はどうすればよいでしょうか?

つい心配が先立ってしまいがちだし、逆にもう大人なんだから…って「あ、そう」と突き放すのもはばかられる。

自分が転職したときのことも思い出して【子どもの転職報告で親がすべきこと】について解説します。

子どもの転職報告で親がすべきこと ポイント

まずはそのポイントについて。3つにまとめます。

ココがポイント

  1. 理由や今後の計画を教えてもらう
  2. その他は見守り
  3. お世話になった今の会社への感謝を忘れない

さらに詳しくお伝えします。

理由や今後の計画を教えてもらう

 息子

実はですねーー私、転職することになりました

一人暮らしをしている息子がたまたま帰って来ての食卓で、そんな話を切り出されました。

もともと新卒の就活のときに"3〜4年くらいで次のステップを目指したい"と聞いていたこともあって、今どき世代(私の息子は平成4年生まれです)はそんなふうに考えているのね、と感心するやらビックリするやらでした。

ある意味、公言通り?なのかもしれませんが、変化を遂げようとしている息子のことが心配にもなる。

それを受けて私が訊ねたこと。

  • なぜ、転職しようと思ったのか
  • 転職先の会社では、目指したいことを実現できそうか

親として社会人の先輩として、感情がごちゃ混ぜになりつつも、ぜひ教えて欲しい。

息子の説明はなかなか的を得ていて、よく理解ができました。

その他は見守り

それが正しいとかそうでないとか、親が判断すべきことではありません。

とにかくしっかりとした理由があって、それに向かってチャレンジしようとしているのだから。
もし「何となく」とか「人から誘われて」みたいな説明だったら「もうちょっと考えてみたら」と返すかもしれませんが、そうでないならば。

その他は見守るのみです。

転職するからには、お給料もよりたくさんもらえたらいいのになぁなどと、つい余計なことも気になってしまいますが、そこは自分の心の中にしまっておくことに。

ねーさん

息子が決めたことだから。応援しよう

お世話になった今の会社への感謝を忘れない

3つ目のポイントは、今の会社を退職するために、誠意をもって対処しようとしているか?ということを聞いておきます。

自分自身、管理職として部下さんの退職に何度となく関わってきて、中には、引き継ぎもせず突然いなくなってしまう残念な経験もしてきたことから、この点はどちらかというと「社会人の先輩として」というスタンスになってしまいます。

特に、新卒で採用してもらって一から育ててもらった最初の会社なのだから、お世話になったことへの感謝を忘れてはなりません。

そんな話もしてみますが、息子「退職意思を受理してもらって、あと2ヶ月くらいかけて引き継ぎする」とのこと。

ひと安心です。

自分が転職したとき

こんなふうに息子の転職と向き合ってみた私ですが、自分自身も何度か転職経験があります。

しかし。

自分が転職するときには親には全く相談をしたことがありません。

父は昭和一桁生まれで生粋の「終身雇用ビジネスパーソン」母は専業主婦。転職はおろか子育てしながら私が働くこと自体全否定です。

保育所に預けてまで働くなんて。孫がかわいそう。

時代性もあるでしょうから、親の考え方を否定するつもりはありませんが、自分のキャリアについて親に報告する必要も相談する必要も感じませんでした。

だから尚更自分の子どものキャリアプランは、真剣に向き合いたい。

ある意味、両親との接し方が"反面教師"となったかもしれません。

最後にひとこと

実をいうと我が息子、今の会社に入社する2年ほど前に、別の会社に内定をもらっていました。

ところが。

突然人生の壁にぶつかってしまって、その内定を果たせなかったばかりか、2年間もがきまくって苦しみまくって、そしてあらためて採用してもらったのが現職。

息子の新たなチャレンジを後押ししようという思いとともに、そんな息子を迎え入れてもらった会社に。

心から感謝です。

ねーさん

お世話になり、ありがとうございました

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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