こんにちは。長生きの両親を人生の師と密かに思っている いくみ(@nesan_blogger)です。
この記事を書いている2021年12月時点で、父90歳、母89歳。夫の両親は義父87歳、義母82歳。
それぞれ持病やら時々の体調不良やら高齢ですから当然ありますが、ありがたいことに4人全員健在。
ところがこの4人、巷でよく取り沙汰されているいわゆる「健康法」とはあまり縁の無い生活を送っています。
では、何が秘訣なのだろう?と思ったときに共通するのが「人生を楽しんでいる」ということ。
ご紹介します。
高齢の両親4人の特徴
まずはこの4人の特徴について。ポイントを3つに絞ります。
実際に一緒に暮らしているわけではありませんので、話をしたり時々帰省したときの様子から…とはなりますが
- 好きな物を好きなように飲んで食べている
- しょっちゅう笑っている
- 何かしら趣味の世界をもっている
さらに詳しくお伝えします。
好きな物を好きなように飲んで食べている
巷の健康法でとくに最近よく耳にするのが、例えば
コーヒーなどのカフェイン飲料はできるだけ控える・牛乳は健康によくない・炭水化物(パン、米、麺類など)は避ける…など。
仮にこれらを「評価ポイント」とするならば、全員アウトです。
コーヒー大好き、毎朝牛乳飲んでいる、炭水化物は欠かさない…枚挙にいとまがありません。
父も義父も残念ながら野菜嫌いで肉魚好き。母は好き嫌いだらけ。唯一義母だけがバランスよくいろいろな食材を好むタイプですが、共通して言えるのが
【好きな物を好きなように飲んで食べている】ということ。
◯◯は飲んではならない。◯◯は食べてはならない。という発想が一切ありません。
そして、みんな実によく食べること。「老人は食が細い」という世界とは無縁のようです。
しょっちゅう笑っている
次に共通しているのが「しょっちゅう笑っている」
歳をとると、何かと"お小言"のようなボヤキを聞きそうに思いますが、実父母のことを思い出してみると、自分が子どもの頃や学生時代は、何かとお小言三昧。
ところが、ここ数年のことを振り返ってみても、以前と同じような「お小言」の記憶がありません。
代わりに、日常の出来事を楽しそうに話す様子が印象的。
うっかり失敗したとか、思った通りじゃなかったとか、ネガティブなことでも、いちいちケラケラと笑いながら教えてくれます。
ある年齢以降から何処かスイッチが切り替わっちゃったようです。
何かしら趣味の世界をもっている
3つ目のポイントは「何かしら趣味の世界」
母は茶道、父はスポーツ観戦。義父母は商売をやっていたので、お客さんとおしゃべりするのが趣味みたいなもの。
現役で働いていた頃は、そうしたことを合間に楽しんでいたようですが、引退した後は、趣味により多く割けるようになってまさに"悠々自適"というのがピッタリ。
好きなことにじっくり向き合えることが、高齢になるにつれ大切なのだときっと実感していることでしょう。
ちなみに、4人とも「運動」らしいことはほとんどやっていなさそう。
運動をすれば尚更良いのかもしれませんが、そんなこだわりもどこ吹く風です。
最後にひとこと
両親全員が健在だということ、私は恵まれているのかもしれません。ただ、彼らの姿を見るにつけ
魔法みたいな特別な何かではなくて、とにかく自然体で好きなようにやっていく。
これがきっと、健康の秘訣なのだと教えられます。