長年利用している通勤路線、小田急電鉄。毎年3月の中旬くらいになるとダイヤ改正が行われますが、今年は特別。
混雑緩和を目指して計画された都内過密駅間の複々線工事。カレコレ着工から30年以上が経過。
それがようやく完成したようで、感慨深いものがあります。
混雑緩和の取組
国土交通省のHPで、こうした鉄道混雑緩和の取組が示されています。
少し古い資料ですが、平成23年度時点。
JRの上野東京ラインや、東急田園都市線と大井町線の分散など、他路線は先んじて策を講じていたようですが、小田急線はちょっと時間がかかってしまったようです。
我が路線、7年前だとワースト11。
直近の国土交通省の調査によると、ワースト3…。
「20位圏外を目指す」というのも、今回のダイヤ改正の目標のようです。
↓小田急電鉄のHPより
そもそも、「混雑率」ってなんだ?
鉄道の混雑率は、輸送人員÷輸送力で算出されます。混雑緩和は、民鉄のサービス向上の大きな目標ですが、この目標数値として最混雑区間におけるラッシュピーク1時間の混雑率が使われており、混雑度の目安は次の通りです。
[100%]=定員乗車。座席につくか、吊り革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる。
[150%]=肩が触れ合う程度で、新聞は楽に読める。
[180%]=体が触れ合うが、新聞は読める。
[200%]=体が触れ合い、相当な圧迫感がある。しかし、週刊誌なら何とか読める。
[250%]=電車が揺れるたびに、体が斜めになって身動きできない。手も動かせない
ー「一般社団法人日本民営鉄道協会」HPより
毎日の我が通勤電車って、200%近いんですねー。時々250%な日もありそうですが(苦笑)
まずは、150%とはどれほどなのか、実感してみたいものです。
楽しみです
そうした輸送力増強の話題に加えて、オレンジがメインの車体である、特急ロマンスカー・GSE70000系もデビュー。
小田急電鉄にとって、おそらく、節目の改正になるであろうこの3月17日。ちょっと楽しみです。