こんにちは。ワーキングマザー28年の いくみ(@nesan_blogger)です。
我が息子の誕生日は10月。その時期が近づいてきて「お祝いどうしようか?」と彼とやりとりしていてふと気づきました。
この年の誕生日で29歳。もうそんなに年月が経つんだ。
息子が生まれたとき私は30歳でした。自分が親になった歳と子どもの年齢が近づいたときに感じたこと。
ブログに書き記すことにしました。
私は、いい母親とは言い難い
子どもにとって「いい親」「そうでない親」それぞれ感想があると思いますが、客観的に申しますと私はいい母親とは言い難いです。
自分の仕事やキャリアのことばかり優先していて、子育ては二の次。
息子が赤ちゃんのときから、ずーっと保育施設にケアを委ねてきて、ある意味ほとんど「世間に育てていただいた」といっても過言ではありません。
小学校に入ってもいきなり留守番をさせてしまい、作るお弁当は冷凍食品利用のものばかり。
いわゆる「理想のお母さん像」とはあまりにも程遠い姿だったことでしょう。
言い訳になってすみませんが、私にはそういう生き方しかできなかったのです。
いい母親なのかそうでないのか 子どもが評価すること
息子は、そんな私の姿を見て懸命についてきてくれました。
「どうしてボクのお母さんはいつもおうちにいないの?」息子が幼少のときによく訊ねられたものです。
それに対して私といったら「大人は働いて社会に貢献するものなんだよ」と幼い息子にとっては理解しがたいであろう返事をしてしまったり。
息子なりに色々と気遣ってくれていたこともあったのかもしれない。
その後、思春期になって以降、様々壁にぶつかってしまった息子の苦しみを見たときに「自分がワーママじゃなければ防げたのだろうか?」という自責の念にかられてしまったこともあります。
でもね。繰り返しになってすみませんが、私はこういう生き方しかできなくって、やりたいようにしてきたたことには後悔がない。自分に対して自分の評価です。
だから、息子が私に対して彼なりの評価があれば、それがいい母親なのかそうでない母親なのかって、本人が決めればいい。
自分が親になった歳に子どもの年齢が近づいたとき
そんなふうにやってきた私と息子でしたが、とうとう彼の年齢が私が親になった歳に近づきました。
そのときを迎えてとにかく思ったことといったら、ひとつしかありません。
生まれてきてくれてありがとう。
お母さん、ポンコツだらけで申し訳ないけれど、ついてきてくれてありがとう。
今は社会人として忙しい日々を送っている息子。
こんな私なのに立派に育ってくれたことに、ただただ感謝です。
最後にひとこと
親は親。子どもは子ども。親子といえどもそれぞれ別人格なのだから。
「こういう親だったら良かったのに」と、子どもとしての理想像はきっとあるのでしょうが、お互いに尊重し合えばいいのです。
お母さーん。オレの次の誕生日祝い、近所のイタリアンレストランでよろしく
あははーー。お母さんが作るよりあのお店の美味しいもんね。了解〜