【50代の新型コロナワクチン体験談】接種1回目〜3回目の様子 2、3回目は副反応で大変だった

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新型コロナワクチンを接種しました。勤務先で実施している「職域接種」の利用です。

世間で接種が開始されて以降、どちらかというとネガティブな情報がより多く聞こえてくるように感じるけれど、実際に自分が受けてみたらどんな様子だったのか?

あくまでも個人の感想となりますが、これから接種をされる方々へ参考になったら…とブログに書くことにしました。

ちなみに、私は50代女性・会社員・大きな持病はなし(若干の持病はありますが、経過観察のみで治療中のものがとくにありません)、接種したのはモデルナ製のワクチンです。

接種1回目の様子

まずは1回目について。前日からその後10日後までの様子をお伝えします。

前日の心境

実は「予防接種」にはさほど苦手意識がなく、数年前にインフルエンザに罹って大変な目にあったことから、それ以来毎年インフルエンザワクチンを接種しています。

とはいえ、巷間流れてくる「新型コロナワクチン」についての情報は"副反応で寝込んだ"やら"◯◯国では若い世代でもアナフィラキシーショックで亡くなった方がいる"などといったことばかりが取り沙汰されている。

ある意味「ワクチン慣れ」している私でも、前夜は少し緊張しました。

ふと、息子が幼少の頃のことが蘇ってきます。
予防接種を受けてほしいのに、前日や当日になると決まって具合悪くなって度々の仕切り直し。
きっと親が緊張してそれが息子にも伝わってしまったのかもしれない。

リラックスすればいいんだ。気持ちが楽になりました。

接種当日

朝起きて体温を測って平熱を確認。職場で接種するのでいつものテレワークではなく出勤します。

予約時間は15時からでしたが、朝から仕事が立て込んでバタバタ続き。ほぼ息つく間もなくあっという間にその時刻です。

接種会場もオフィス内の会議室で「庭」みたいな場所だから、緊張せずに済んだのもありがたい。

順番が回ってきて接種所に入るとブルーっぽい小型の注射器が並んでいます。インフルエンザの注射器よりもスマートだわ…などとしょーもないことを考えながら、看護師さんと談笑しつつ。

消毒から接種までものの15秒くらいでしょうか。あっという間に終わりました。
インフルエンザワクチンだと「ズキッ」という痛みがあるものですが、今回はそんな痛みもまったくなし。

その後15分ほど椅子に座って休み、仕事に戻ります。

多少の眠気は感じたものの、とにかくバタバタの続きを終えるのに夢中だったので、接種したことも忘れかけそうなほど、とくに何も支障は感じませんでした。

当日帰宅後

退勤後はいつも通り満員電車に1時間少々揺られて、最寄駅に着いたらいつも通りスーパーで買い物して、帰宅。

若干疲労感はありますが、久しぶりに出勤してフルタイム仕事して、疲れていないわけはありません。これもいつも通りの疲労。

接種した方の腕を大きく動かそうとすると筋肉痛のような感覚はありますが、こうしていつも通りブログもパソコンでタイピングしているので(笑)さほど影響はなし。

翌日に痛みが出たり、2回目の方が反応が大きかったりすることもあるようですが、まずは1回目接種当日は無事に終わりつつあります。

接種翌日

翌日もとくに変わりありません。

新型コロナワクチンは「筋肉注射」なので、注射部位について意識を向けたときは、鈍痛(筋肉痛が続いているような感じ)はありましたが、無意識ならば何もおぼえず。

その日は休日だったので買い物に行ったり散歩に行ったり。

いつもの土曜日です。

接種から10日後

10日後くらいになって、多少接種部位周辺に赤みや痒みを感じることもあり、若干の鈍痛が残っているようにも思えましたが、それ以外に気になることはなし。体調も良好です。

2週間後(1回目から4週間経過した頃合)に2回目の接種予約をしました。

接種2回目の様子 副反応で大変だった

次に、接種2回目の様子。1回目のときはなんてことなく済みましたので、2回目も大したことないだろうとタカを括っていましたが、実際には副反応に見舞われて大変でした。

 接種前日〜当日

ウェブを見ると「1回目より2回目に副反応が出る場合が多い」という情報がアチコチにあり、多少ビクついていたものの、私は違うだろう的な根拠のない自信があって、前日は普段と変わりなく過ごしました。

当日の接種の際も2回目ということもあって、とくに不安なし。

1回目のときより「筋肉痛」的な違和感が少なく、仕事をして帰宅してからもいつもどおりに1日を終えました。

接種翌日 副反応(発熱・頭痛・倦怠感)で大変だった

睡眠も問題なく取れたのですが、翌朝目覚めたとき少々身体に火照り感があり。

起きてから徐々にこの火照り感が増してきて、体温を計測すると37.4℃。発熱しているじゃないですか。
しかも、頭痛やら倦怠感やら他の副反応も加わっています。

「根拠のない自信」は見事に打ち砕かれました。
ただ、気持ち的には"病気ではなく副反応だから"と冷静に受け止めてあまり不安はありません。

接種当日に薬局に寄って「念のために」と購入しておいた解熱剤(カロナール)を服用。

接種翌日は大事をとって仕事を休むとよいと聞いてはいたものの、止むを得ない状況で休めず。テレワークでしたのでなんとか堪えながら仕事をしつつ、水分補給に気をつけて過ごします。特別な飲み物でなくて良くて常備してある冷たい麦茶。「熱さまシート」も用意していましたが、とくに使いませんでした。

カロナールの効果で一旦は解熱したものの、再び体温は上昇。頭痛も増してきて実にシンドイ。15時頃には38℃を超えてしまって、もう1錠服用します。※カロナールの服用は4〜6時間おき、と薬剤師さんからアドバイスもらっていました

どうにかしてようやく仕事を終えた後、19時くらいには寝落ち。その日は食欲なく食べずじまいで、翌朝7時くらいまでほとんど目覚めずに爆睡です。

接種後2日目

2日目の朝。前の段落で書いたとおり相当長い時間寝たこともあって、シンドさは大分緩和。

まだ多少身体の熱っぽさと頭痛は残っているものの、体温は36.8℃まで下がっていました。大事をとってこの日も自宅で静かに過ごすようにしましたが、食欲も戻ってきて、午後になったら完全復活です。

ようやく買い物に出たりブログを書いたりと、いつもの過ごし方ができるようになった時はホッとしました。

家族との共有

我が勤務先の職域接種は家族も参加可能としてくれていて、夫も同じ日程で接種を受けました。
そして、夫も私と同様、副反応による発熱。

夫婦が同じタイミングで副反応に見舞われたので、共有ができたのも気が楽に持てたことのひとつです。

息子は別居しているので別のタイミングで接種予約をしていましたが、たまたま私達が2回目接種をした翌日に我が家に立ち寄ってきて、両親の様子に遭遇。

副反応が大変そうだから…と、翌日が休みである金曜日に予約をし直すことにしたようです。

ちなみに息子は20代後半でいたって健康。私や夫と異なり全く副反応が出ずに済み、モデルナは若い世代ほど副反応が出やすい…となんとなく聞かされていたことも、一律ではないのだと実感です。

接種後3日目以降

3日目以降は若干頭痛が残っているかな?という感覚程度で、ほぼ元の健康状態です。時々接種部位近辺の上腕部に痒みを感じることもありましたが、さほど気にならず。

一方、夫は接種後5日ほどして、接種部位の下辺りが赤く腫れる「モデルナアーム」の副反応が出てしまったようで、患部を冷やしてできるだけ掻かないよう注意して過ごしていました。3日くらい経ってようやく腫れが引いてひと安心です。

接種3回目の様子 やはり副反応アリ

接種2回目を終えたのが2021年8月初旬。それから世の中的に随分と感染拡大が緩和して、そろそろコロナ収束かしら?と期待していたのも束の間。

同年12月頃から「オミクロン株」の猛威が襲ってきました。

それ以前デルタ株までの状況だと、幸い身近な人たちの罹患がなく済んでいましたが、オミクロン以降は職場の仲間やプライベートの友人たちの感染の報が次々にやってきます。

3回目摂取の必要性が取り沙汰されて、職域接種を受けたのが2022年3月初旬。

職域接種はモデルナが基本のため、一瞬、地元自治体でのファイザー接種を考えたものの、予約の煩雑さを考えると職域接種はやはり便利です。

2回目ほど大した副反応もないだろう…と全く根拠もなくタカを括っていましたが、残念ながら副反応アリ。

まずは接種した夜就寝時にやたら足先が冷えて眠れなくなったこと。そして、次の日は朝から39℃近くに及ぶ発熱。

常備していたカロナールを服用してなんとか凌ぎましたが、ようやく解熱したのが翌々日の朝でヤレヤレです。

新型コロナワクチン接種についての注意事項

受け取ったモデルナワクチンの説明文から、注意事項(一部)を引用します。

  • 本ワクチンの発症予防効果は約94%と報告されている
  • 接種後は発症予防が期待できるものの、他の人への感染をどの程度予防できるかはまだ十分にわかっていない
  • ワクチンを受けた人も受けていない人も、共に社会生活を営んでいくことになるので、ワクチンを受けた後も感染予防対策の継続をお願いします
  • 臨床試験(薬が世に出る前に、有効性や安全性を確かめるための患者さんを対象にした試験。治験ともいいます)において、本ワクチンの接種で十分な免疫が確認されたのは、2回目の接種を受けてから14日以降です

接種当日夜は注射した部分をこすらないように注意し、激しい運動や過度の飲酒は控えるようにとのことですが、通常の生活(入浴含む)は問題ない。

これもインフルエンザワクチンのときと同じです。

余談ですが、たまたま新型コロナワクチン接種1回目の翌日に年次健康診断の予定をしていて、念のため健診をお願いしている医療機関に問い合わせしてみたところ、接種から1週間空ける必要があるとのこと。日程を再調整しました。
※同様な状況の場合には、詳しくは各医療機関にお問い合わせください。

最後にひとこと

なぜ私は新型コロナワクチン接種をしようと決めたのか。

職域接種という便利な制度があるのも大きいですが、何よりも「コロナ禍のこれまでの1年半から、次の過ごし方を目指していけたら」という思いもありました。

感染症を根絶することはできないでしょうが、予防する手立てになるのなら試してみたい。それが正直な気持ちです。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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