ずーっと勉強してきた英語でしたが、一昨年久し振りに受けたTOEICのスコアは惨憺たるものでした。
何よりも、受験技術とそれに必要な集中力が、寄る年波のせいか、若いころのように持たなかったのです。
TOEICに、さようなら
あまたのTOEIC本は、やはり受験術と時間術に終始している点が多く、まさに、”攻略本”という趣旨。
- リスニングは完璧に聞き取る必要なし、最初の一語が勝負
- 設問は問題解説(ディレクション)が流れている間にすばやく先読みしておこう
- リスニングのマークシートはチョイ塗りだけしておいて、次の問題にいち早く注意を向け、リーディングが始まったときに素早く全塗りする。
- リーディングで一番大切なのは「タイムマネジメント」。Part5と6を素早く解き、Part7のための時間をたくさん残すことが成功のカギ
…etc.
それでも何冊も買い込んで、通勤の行き帰りに必死でとりくんで、書いてあるとおりの”メソッド”に倣い挑んではみたものの、
200問約2時間におよぶ集中力をやり遂げることができず、やはり、リーディング問題の途中で時間切れ、力尽きてしまいました。
それなりに勉強してきたのに、いざ、海外の方々とお話するとなると、とっさに語句が出てこない。英文読むのにもGoogle翻訳なしではお話にならない。
なんのためのTOEICなんだろう。
限界を感じ、もう、TOEICのスコアを伸ばすことに注力するのはやめよう。(つまり、もう、「TOEICとはさようなら。」)と誓ったのでした。
西澤ロイさんの教え
昨年ご縁をいただくことのできた、英語の師匠・西澤ロイさん。
TOEIC満点(990点)をお持ちの”スーパーTOEICer”でもあり、「日本人の英語苦手を一人でもなくしたい」とのご信念のもと、「イングリッシュ・ドクター」を標榜、さまざまな活動を展開されています。
ロイさんの著書やセミナーでの教えは、「技術より心」「英語のキモチ」。
「TOEIC攻略本」のある意味真逆で、目から鱗の連続。
それをひたすら実践してゆくと、ありがたいことに、海外の方々との会話や英作文もけっこうスンナリできるようになってきた!
そんなロイさんの新刊「イングリッシュ・ドクターのTOEIC L&Rテスト最強の根本対策PART1&2」。
ロイさんのメディア出演活動をスポンサリングするファン同士の集まり、「ロイ友会」に参加しているワタシは、本日、そのプレゼントとして本書を受け取ることができました。
コンフォートゾーンから出る
テキストとQRコードでの音声聞き取りで構成される本書。
昨年12月23日の発刊にさきがけて、ロイさんのメルマガやブログで、「試し読み」を公開してくださっていて、それを読んで聴いて、決めました。
この本で学んで、再びTOEICにチャレンジする!
「そこそこのスコアでいいや。もうあんまり役に立たなさそうだしTOEICはさようならー。」って考えていたのは、ある意味、ワタシにとってのコンフォートゾーンだったのですね。
でも、自己成長のためには、コンフォートゾーンから出ねば!
どうせなら夢はデッカク、
「めざせ、TOEIC800点」
2018年の目標設定でも、相当な大風呂敷を広げて宣言しちゃいました(笑)
今日の一言
年始早々に届いた、西澤ロイさんの渾身の書。
やり遂げなかったらバチが当たります。
これから読み始めますが、どんなアウトプット(TOEICスコア)が出せるか、ちょっとドキドキですが、楽しみになってきましたw