何歳になっても若くありたい‥永遠のテーマです。
「気持ちだけは若い」つもりでも、肉体の衰えには抗えない。
ひしひしと実感してしまう今日この頃‥。
ところが。
食事法をケアするだけで若さを保つことができる!
本書は、その秘訣を教えてくれる珠玉の一冊。
前作『食べても食べても太らない法』が大ベストセラーとなった、管理栄養士/菊池真由子さんの次作。
"食べても太らない"も大変魅力的ですが、"食べるほど若くなる"という、魔法のようなフレーズに引き込まれ、一気に読了しました。
さっそくご紹介します。
きちんと食べて若さを保つー身近な食材が助けてくれる
「日々の食事が重要」なのは分かっちゃいるけれど、家族の分は作るものの、自分のはそれらを味見して終わり‥ってなことも多く、つい疎かになりがちです。
第1章では「きちんと食べて若さを保つ、ということが大切。そのために、身近な食材が助けてくれるのですよ」とガイドしてくれます。
たとえば。
- 1日1パックの納豆
- 週に2日の牛ロース肉、150〜200グラム
- 1週間に6個の卵
‥といった、食材たち。
その栄養根拠や、味付け法、食べ方もしっかり教えてもらえます。
その他、
意外なことに、パスタも食物繊維豊富でヨシ。また、お菓子だったらアーモンドチョコレート。居酒屋だったらホッケ‥etc.シーンに合わせてのおススメもあってありがたい。
健康にも美容にもよい
第2章以降では、若さを保つための食材別具体的な効能について。
- 食べれば食べるほどスリムになる
- しみ・しわ・たるみが消える
- 肌と顔のトラブル解消
- 髪・見た目…若さが蘇る
健康にも美容にも寄与してくれる。どの項も、目からウロコの連続です。
さっそく試してみる
読んでいたら居ても立ってもいられれず…善は急げ!
本書で紹介されている食材をさっそく買って帰ります。
それぞれの作り方も説明してくれているので、なんだか、いつもよりクッキングも楽しみになってきました。
最後にひとこと
「きちんと食べること」というのは、まるで"天然の総合エステティック"のよう。
ともすると、人工的な健康術や美容術にとらわれがち。
肉、魚介、野菜、豆類、海藻‥etc. 自然の恵み。
なんとありがたいことなのでしょう。
何歳だったとしても、本書を活用して若がえりに努めよう。
文庫本なので、いつでも傍らに置いて見返すことができるのも嬉しい。
2019年8月に「図解版」も出版されました。紹介されているメニューなどがより見易くなっていて、すぐに作りたくなります。