こんにちは。ワーキングマザー28年の いくみ(@nesan_blogger)です。
息子が社会人になって3年。今では独立して我が家からは巣立っていきましたが、時々帰ってきては親子でおしゃべりを楽しんでいます。
実は我が息子、思春期の頃からほぼ何もしゃべらなくなって、それから社会人になるまでのおおよそ10年近くはずーっとそんな状況。
このまま過ぎていってしまうのかしら?と悲嘆に暮れたものですが、必ず会話が弾むときが戻ってくるもの。
私の経験をご紹介します。
親子のコミュニケーションが上手くいかない「トンネル」は、必ず終わる
まずは結論から。
「トンネル」はいつか抜ける。いつか終わる
親子のコミュニケーションが上手くいかない「トンネル」、私の場合は息子が中学2〜3年生(15歳くらい)から大学卒業(25歳くらい)に至るまで、かなり長い間続きました。
ところが、息子が社会人になってからしばらくすると、急に多弁になって、特に仕事のことを夫や私にたくさん質問してきます。
びっくりするやら嬉しいやら。
それで、質問に答えるとさらに質問がくるのが、なんとも楽しい。
「トンネル」はいつか抜ける。いつか終わる
実感しました。
幼少時はおしゃべりだった息子
そもそも、我が息子。
幼少時から小学校卒業くらいまではおしゃべり好きで、しかも、夫もおしゃべり好きなため、常にこの2人がわーわー言っているのを、私が傍らで聞いていたものです。
私はといえば、仕事と家事でいっぱいいっぱいで、家では黙々と目の前の片付けごとをこなす日々。
それも家族3人の役割分担…ってな感じで、ま、いいや。と思っていました。
中学生になって急に寡黙になった
ところが。
中学生になってしばらく経ったら、急に寡黙になってしまった息子。
何を聞いても「別に」「まあ」などの単語しか返ってきません。
ははぁ。これが思春期ってことね。仕方ない。
夫はしゃべりかけても反応がないことにショボンとしていましたが、そのうちあきらめの境地。
私はとにかく忙しいので意に介さず、その時期をやり過ごしたものです。
大学生になっても変わらない
いわゆる「思春期」「反抗期」といった出来事は、多くのお子さんでは高校卒業くらいで解消するのでしょうが、我が息子、大学生になっても変わりません。
とくに大学生になって以降、かなり紆余曲折な人生を過ごして卒業まで8年間かかってしまったため、それに伴ってか、親子会話不調な時期が尚更長く続きました。
ずっとこのままだったら切ないなぁ。どうしたらいいのだろう?
答えは見つかりません。
社会人になっておしゃべりが戻ってきた 親は身近な「仕事の先輩」でもある
その後、社会人になった息子。
おそらく色々苦労も多いことでしょう。そんなときに、身近にいる「仕事の先輩」といえば夫や私。
たまたま家族3人似たような業界にいることもあってか、アレコレと息子が聞いてくるようになったのです。
まるで、幼少時の「おしゃべり好き」が戻ってきたよう。
夫も私も、自分たちの経験をひたすら伝えたり、アドバイスしたり。
日頃やっている「部下さんの支援」以上に、我が子のことだから熱量がこもります。
とはいえ、食卓を囲んでの他愛無い会話の一コマでもある。
会話不調な時期が長かったゆえ、こんなときが訪れるとは夢にも思っておらず、嬉しさひとしおです。
親子会話が上手くいかなかっとしても、やがてそのときは過ぎる
かつての私と同じように「親子会話がどうにも上手くいかない」って悩まれている方もいるのではないかと思います。
でもね。
やがてそのときは過ぎるから。
焦らず怒らず。会話が復活したら、子どもが小さかった頃と同じように楽しもうって、待っておけばよいです。
最後に、手前味噌ですみませんが、最近息子が私にかけてくれた言葉をご紹介します。
お母さん、子育てしながら仕事頑張ってきてすげーなー
わーい!ありがとー