こんにちは。ワーキングマザー28年の いくみ(@nesan_blogger)です。
我が息子。幼少の頃からどちらかというと寡黙で、私から何か聞いても「まあ」「さあ」などと"柳に風"みたいな返答しかこないことも多々。
その息子がとある日言います。
「紹介したい人がいるんだけれど」
そのときの母たる私の心境とは?
また、その後に、嬉しくなったり質問攻めしたり先回りしたり…のせわしなく行ったり来たりする感情について。
ご紹介します。
息子から「紹介したい人がいるんだけれど」と言われたとき
まずは、息子からそう言われた瞬間の自分のリアクション。
「は?」
つまり、予期せぬ言葉掛けに一瞬耳を疑ってしまったのです。
で、少し落ち着いて考えてみて
「あ!結婚ですか〜〜!おめでとー」と、これまたトンチンカンな返答をしてしまい…
息子苦笑しながら「いやいや、そうじゃなくて、お付き合いしている人がいて紹介したいって話」
と解説をしてくれます。
何しろこの28年間、そんな話は微塵も聞いたことがなかった夫と私。
一瞬何が起きたのか?わかりませんでしたが、時間が経つにつれ、じわじわと嬉しさと感動が湧き上がってきました。
「紹介したい人がいる」と聞いての嬉しさの次は、質問攻めと先回り
すると。
色々と聞きたくなります。
「どこで知り合ったの?」「何しているひと?」「何歳?」「どこに住んでいるの?」
芸能レポーターよろしく、質問攻め(笑)
親とはなんとも愚かなものです。
以前の息子だったら面倒臭がってきっと適当にごまかそうとしたに違いありませんが、今回は一つ一つ丁寧に教えてくれるじゃありませんか。
それだけ大人になったともいえるでしょうし、おそらく、そのお相手とのことを大切にしているのだろうとも思えて、またまた感動。
そして、質問攻めの次は「先回り」
彼女とは結婚の予定なのかしら?そうなったら、式はどうしよう?新居の準備は??
まずは、紹介してもらうことが先決なのに、勝手に先回りしてアレコレ考えを巡らせてしまいます。
そんな私の様子を察してか息子「とにかく今はお付き合いしている相手だから」
なんとも落ち着いたものです。
息子の彼女が我が家にやってくることになった
さらに息子からリクエストが来ます。
「◯月◯日に連れてきたいんだけれど、なんか食事用意してくれませんか?」
解りましたけれど、何せ「ワーママの手抜きクッキング」が得意技な私。
そんな大切なときに振舞える立派なレシピも持ち合わせていません。
すると息子。
「いつものやつでいいから」
いやいや、いつものやつって、お客様に出せるようなシロモノじゃないしーー。
何作ればいいだろう?その日までまだしばらく時間があるというのに、もうソワソワドキドキです。
仕事のことだったら、どんな場面でも冷静沈着を誇る私なのに、もう、息子のこととなると。
グズグズになっちゃって、情けない…自分で自分が可笑しくなります。
最後にひとこと
人生初めてお目にかかる「息子の彼女」
親だから、社会人の先輩だから…とか、何かと気負いそうになってしまいますが、そんなことは置いといて。
この出来事の嬉しさを噛みしめつつ、彼女が息子と出会ってくれたことに感謝して、その時を迎えたいです。