冬に元気をもらえる「椿」どんな植物なのだろう?その由来や商品、作品をご紹介

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冬の季節に、椿に出会うと元気をもらえるものです。

鮮やかなピンクの花と葉っぱの緑のコントラスト。
寒さにも負けず咲き誇っている様子に、自然の息吹を感じることができる。

椿ってどんな植物なのだろう?

その由来や、椿を使った製品や作品について、あらためて調べてみました。

ご紹介します。

椿とは?

道端で何気なく見かけることの多い椿の花。

ツバキはツバキ科ツバキ属の常緑高木で、光沢のある濃い緑の葉をもちます。名前の由来には諸説があり、厚みのある葉の意味で「あつば木」、つややかな葉の「艶葉木(つやばき)」、光沢のある葉の「光沢木(つやき)」、ほかにもまだありますが、花より葉の美しさが名前の由来とされる説が多いのもおもしろいところです。
ーみんなの趣味の園芸(NHK出版)ウェブページより引用

花そのものよりも、葉っぱからその名称由来があるとは趣深いものです。

「椿」を使った製品や作品

「椿」を使った製品や作品も様々。

椿油

ヤブツバキの種子から採取される植物性油脂。

酸化されにくいオレイン酸を多く含むため、他の食用の油脂に比べて固まりにくい性質を持ち、食用のほか、化粧品、薬品、また石鹸などの原料としても用いられています。

大島椿

大島椿株式会社が販売するヘアケア用品のブランド名。伊豆大島産の椿油を使用。

ヘアオイル、クリーム、スプレー、シャンプーなどがあります。

五瓣(ごべん)の椿

山本周五郎の時代小説。

父を慕う娘と、不貞ばかりな母。父の死後娘が母への復讐を果たす…という悲しいミステリーともいえますが、父が「子どものころに椿の花びらに励ましてもらった」と語ったことが、タイトルともなっているのです。

椿姫

一方、海外における「椿」を取り上げた作品として代表的なのが「椿姫」

そもそもは、アレクサンドル・デュマ・フィス(小デュマ)が1848年に実際の体験を基にして書いた長編小説ですが、その後戯曲化され、とくに「オペラ」はこの題材を全世界へ広めた大ヒット作。日本でも毎年のように上演が行われています。

作中の『乾杯の歌』が有名です。よろしければ「洗足学園音楽大学」のYouTubeをご参考に。

最後にひとこと

道端で見かけた椿の花。

鮮やかさに魅せられて、色々と調べてみました。

何よりも、凛として佇むその姿。自然とは偉大なものです。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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