こんにちは。会社員35年&ブログ毎日更新をがんばっている いくみ(@nesan_blogger)です。
2020年のポストコロナ。職場の仲間と「これからどんなことを目指していけばいいのか?」ディスカッションする機会がありました。
出てきたキーワードは【個別化】
仕事においてのそれだけでなく、情報発信をする者としても、これからの在り方のヒントになるのではないだろうか。
今回はそんなお話です。
個別化とは?
そもそも、「個別化」という言葉を聞くようになったのは、個人の強み(ストレングスファインダー)資質としてのカテゴリーにおいて…という記憶があります。
「個別化」の資質が高い人は、一人ひとりが持つユニークな個性に興味をひかれます。異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けています。
ークリフトンストレングス ウェブページより引用
ストレングスファインダーについては専門家にその解説を譲りますが、組織を束ねるときに望まれるスキルの一つでもある、という理解です。
一方、昨今取り沙汰されるようになった「個別化」の関連フレーズとしては「個別化医療」です。
科学の進歩によって、患者さんごとの病気や病態を決定づけている遺伝子や蛋白をより詳細に調べて、直接作用する薬を投与して病気を治したり病態を改善したりすることができるようになってきています。このように患者さんのタイプにあわせて最適な治療法を選択することを個別化医療と言い、現在、主にがん領域において実施されています。
ーロシュ・ダイアグノスティックス(診断薬メーカー)ウェブページより引用
この場合は、必要とするモノ(例えば治療薬)を、必要とするヒトのニーズによって選択して貰えるようなサービスを提供する、ということ。
それぞれのポイントは異なりますが、共通する「個別化」という語句を捉えると、多くの人への汎用性がなくとも、個別の人に小さなことでも答えることで何かに寄与できるのでないだろうか?
そんなふうに思うのです。
ポストコロナはさらなる多様化の時代
特にポストコロナで、それまでの当たり前が当たり前でなくなってきて。
これからさらに望まれる姿は変化していくのだと、企業人として仕事をしているなかでも切実に実感しつつあります。
だからこそ「一般化」「汎用化」ではなくて、「個別化」「多様化」が求められてくる。
我が職場メンバーもヒシヒシと感じて、ディスカッションで「個別化」というワードが出てきたのでしょう。
とはいえ、会社とは利益を創出しなければならない使命も担っている。
社会のニーズに迅速柔軟に対応したいと願っても、これまでの「全体最適」のような考え方を払拭する必要がある。
明確な答えはすぐには見つかりません。
仕事だけでなく、情報発信者としての在り方
仕事でこうしたことを考える機会に遭遇し、ブログを通じて情報発信をしている自分自身の在り方についても、同様なマインドセットが必要なのかもしれない…と感じています。
より多くの人たちに役に立てて貰えること。例えば人気ブログになるとか、PV数をどんどん増やしていくとか。
それも従来同様大切なのだと思いますが、ほんの少しの読者さんだとしても「このテーマだったら、このブログに勝るものはない」って思ってもらえたら、それも一つの個別化なのではないだろうか?
私はこれまで「人気ブログの運営者になりたい、10万PVブロガーを目指したい」って、数のことばかり考えていました。
でも、数ではない違う役立ち方もあるのかもしれない。
ポストコロナで、そんなことを思い始めています。
「個別化」で役に立つことができると実感した出来事
仕事のことがきっかけにはなっていますが、あらためてブロガーとして「個別化」を意識しようと思ったのは、さらに一つの出来事がきっかけになったからです。
それは、あるライターさんから連絡をもらったこと。
パンデミックでもう、困っちゃうことだらけで、テレワークやらリモートミーティングやらの記事を量産してきたら。
ふと、そのライターさんの目に留まったようで「こんな記事を書いてみませんか」というオファーをいただきました。
実際には、まだ取り組み前なのですが、私のような弱小サイトでも、一つのことを掘り下げてひたすら個別化してゴリゴリ書いていたら、注目してもらえるのだな。
大勢じゃなくても誰かの何かの役に立てる。そんなことを実感してこの記事を書くことにしました。
ブログを書いていてこれからの時代にどうしたらいいのだろう?PV数に伸び悩んでいたり…そんなときに参考にしてもらえたら幸いです。