2020年のパンデミックで世の中が様々な制限を強いられてきました。
ピーク時の緊急事態宣言の最中には人々の活動も街中もほぼ「静」な状況。その後徐々に色々なことが再開していって、2020年6月19日を以って【移動や営業全面解禁】との報道がなされました。
そっか。これでコロナ前の状況に戻ることができたのかしら?
でも、心がまだ付いていけていません。
ポストコロナをどう過ごしていくのか、あらためて思うこと。今回はそんなお話です。
2020年6月19日の全面解禁について
私はほとんどテレビを観ませんが、夕刊の第一面を見て「移動や営業が全面解禁」となったことを知りました。
記事によると
- 全ての都道府県県境をまたぐ移動を容認
- 感染防止策の順守を前提に、接客を伴う飲食店、ライブハウスやナイトクラブなどの再開
- コンサートやイベントの参加人数上限が1,000人以内に引き上げられた
といった点とのこと。
感染リスク防止も大切だけれど、社会経済活動の活性化も大切。事象発生から3ヶ月あまり、ようやくこの状況になったのだと嬉しい気持ちになります。
心はすぐに切り替えられない
とはいえ。
さぁ、旅行に出かけよう。ライブに行こう。リアルイベントに参加しよう…ってすぐに思えないのです。
出かけることをあきらめるのが習慣になってしまうと、今度は出かけることが面倒くさくなってしまう。
心はすぐに切り替えられない。一生懸命あきらめて固まってしまっていたことで、なんだかブレーキがかかっちゃうのです。
加えて、私自身の働き方も、今後もテレワークと出勤の双方利用を続けていく予定。
出勤していれば、その後イベントに出かけたり、食事を楽しんだり…ということも積極的におこなえそうですが、自宅にいるときはわざわざ出かけていく気力もわきません。
ただ、それが苦痛かというとそうでもなく、自分のホームグラウンド(住んでいる地域)を起点に活動するのも悪くないとも思っています。
「ポストコロナ」をどう過ごしていくのか
今回の"解禁"までの間は、緊急事態宣言が解除されても、なんとなく自粛ムードが続いていました。
しかし、ほぼ全ての制限が無くなって、コロナ前の状況に"まるっと"戻るのか?といえば、おそらくそうではないのでしょう。
この感染症との戦いはまだまだ決着がついていません。
ワクチンや治療薬が開発されて効力をもたらすまでには、引き続き時間も必要です。
ポストコロナをどう過ごしていくのか。
すぐに答えを見つけられそうにありません。ただひとつ言えることとしたら。
緊急事態の間に得たことを無駄にはせず、今後にも活かしたい。
上手く言い表せませんが「リアルとオンラインの共存」とでもいいましょうか。
心を全て"リアルにシフトチェンジ"しなくても、どちらかを選んでいくことでよい。そんなふうに捉えると切り替えもスムーズにできそうです。
最後にひとこと
これからどうすればいいのか、どうするべきなのか。
正直全く解りません。
何かが制限されていて全て解禁になったなどという経験は、長年生きていても初めてのこと。
この日の気持ちを記しておきたいと、記事を書きました。
ただ、暗鬱な気持ちではないことだけでは確かです。