私が以前ホームステイをしていた、Arizonaのホストファミリー。長男クンと、実家の両親とともに、30年ぶりに再会することができました。
感謝祭のホリデーを利用して、数日前から来日。京都観光ののちに、新幹線で東京に移動。都内のAirbnbに滞在して周辺散策を楽しんでいるようです。
宿泊場所までお迎えにいこうと思っていましたが、待ち合わせ場所のレストランにも、Googleマップで難なくご到着。なんと、20分以上もかかる道程を歩いてきたそうです。
道がとても明るい!と感激していました。確かに都心は夜でも明るい通りが多いんだよね。とあらためて気づいたりして(笑)
スマホ片手にアクティブに動き回れる。どこの国でも同じなんですね。
ご紹介します。
ITの進化は素晴らしい
アメリカだとみんなiPhoneかしらん?と勝手に思っていましたが、彼のはAndroid。
いろんなアプリを駆使して観光を楽しんでいるのも、みな同じ。
彼がしみじみ言っていたことがとても響きました。
「言葉の壁があっても(とくに日本は漢字だし、英語がめちゃくちゃ通じるわけではないが)スマホがあれば、なんでも解決できるし楽しめる。
数十年前には考えられなかったことだよねー。」
ITの進化、スマホの利活用。本当にありがたいものです。
仕事観についてもちょっぴり教えてもらった
彼は現在、サンフランシスコのIT企業でwebデザインのマネジメントをおこなっているそうです。
会社は三年毎くらいに変わっているが、十数年この地に住んで、業界は一貫して同じとのこと。
ゴールデンゲートブリッジの形をした、かわいい鉛筆削りとサンフランシスコの本をお土産にいただきました。
私が今の会社に15年勤務していると伝えたら、ビックリされました。
話にはよく聞いていたけれど、アメリカではフィールドを定期的に変えていくのがキャリアプランなのだと彼も言ってました。
彼のキャリアにとって一貫したキーワードは「IT」。
実際に彼のプロデュースした、ニューヨークの某有名デパートのサイトも見せてもらいました。素敵なページです。
そんな話を楽しそうにしている様子、とても輝いてみえました。
家族の絆
もともと、彼らの一家が私の実家近くに住んでいて、慣れない日本での生活をウチの母がいろいろとサポートしていたことがご縁。
もう、50年くらい前のお話なのですが、そのときのご恩をずっと感謝してくださり、ファミリーのママさんが、毎年お手紙をくださっていました。
今回も、ママさんから、必ず私たちと会ってきて感謝を伝えてほしい、と頼まれたそうで、両親へのお土産も託されてきたとのこと。
みんなで思い出話に花が咲きながら、昔の写真などを懐かしく見て、彼のご両親やお二人の妹さんのお話もたくさん聞かせてくれました。
私たちを家族の一員のように思ってくださっているホスピタリティ。
そして、ファミリーみんなが、お互いをとても大切にされているご様子に、あらためて感銘しました。
旅行地の文化をリスペクトして旅行を楽しむ
以前の連絡では、京都をはじめ、湯河原やら蔵王やら、テンコ盛りのプランをお持ちでしたが、京都の他は、都内周辺のバスツアーでゆっくり楽しみたい。と計画変更。ここに来る前も、「サムライ博物館」なるところに行って来て、感動したそうな。
ちなみにご一緒のお友達は、ディズニーランドに行く計画のようで、「別行動」と笑っていました。
また、今日のお食事は何がいい?と聞いたところ、うなぎ、天ぷら、焼き鳥…と、まさに、観光ガイドそのもののようなリクエスト(笑)
結果、天ぷらにしたのですが、器用にお箸を使って、天ぷらにも赤出汁のお味噌汁にも、美味しいー!連発。
訪れた国の文化をリスペクトして楽しんでくれる。
ITの進化で日本の観光も便利になったね、という言葉に嬉しくなりました。
最後にひとこと
Facebookで繋がることもでき、お別れした後、早速メッセでお礼の言葉をくれました。
ITの進化のおかげで、海外の方々に日本をより身近に楽しんでもらえる。長年の友情を保つことができる。本当にありがたいものです。