東京都世田谷区にある「豪徳寺」(ごうとくじ)
江戸時代の武将・井伊直孝公が、井伊家の菩提寺として創建、整備した曹洞宗の寺。加えて「招き猫発祥の地」という説もあります。
こちらに訪れる機会がありましたので、アクセス方法と見所を紹介します。
豪徳寺 アクセス方法
小田急線豪徳寺駅下車、徒歩約15分。新宿駅から豪徳寺駅までは各駅停車利用で16〜20分ほどです。
改札口は一箇所のみ。
出ると、やや黒ずんだ招き猫(笑)がお出迎え。その横に小さく「Gotokuji temple」と張り紙がしてありますが、それ以降は案内板が無くて分かりづらいのです。
ファミマの前を通って、そのまま商店街の中を真っ直ぐ進みます。
オシャレなお店が立ち並ぶ。
商店街を抜けて右手に世田谷線の踏切と
左手にお蕎麦屋さんと100円ショップ。この角を左折します。
もうそれ以降はほぼお店はなく、静かな住宅街。ビリヤード屋さんを過ぎて
「豪徳寺二丁目29」の電信柱の角を右折。ここにも「豪徳寺」の行き先案内板が出ておらず。
真っ直ぐ進むと、ようやく裏門が見えてくる。ここまでで徒歩10分。しかしクローズしているため入れず。
塀沿いを進んで行き、「豪徳寺二丁目24」の角を右折。
ようやく門らしきモノが見えてきたと思いきや、またしても入れず。
再び塀伝いに進むと、ようやく山門に到達。裏門からここまで、さらに5分かかりました。なかなかに歩きがいがあります。
小田急線利用以外ですと、東急世田谷線利用で「宮の坂」駅から徒歩5分というルートもありますが、今回はそちらを利用しなかったので、小田急線利用にてお伝えしています。
また、近隣も含めて駐車場が無いので自家用車利用はできず。バス路線も走っていないので、方法は駅から徒歩のみです。
豪徳寺の「招福猫児(まねぎねこ)」
次に、見所について。
当地に伝わる招き猫の由来。
井伊直孝が猫により門内に招き入れられ、雷雨を避け、和尚の法談を聞くことができたことを大いに喜び、後に井伊家御菩提所としたという
ーWikipediaより引用
これにちなんで、豪徳寺では「招福猫児(まねぎねこ)」と称し、招猫観音(招福観世音菩薩)を祀る「招猫殿」を置いています。
扉が閉じていたため、観音様は拝めず。
大小さまざまな招福猫児
招猫殿の横には、願が成就したお礼として、数多くの招福猫児が奉納されています。
猫、猫、猫
猫、猫、猫
こんなところまで…
ちなみに「招福猫児」は右手を上げており、鈴はぶら下げているものの、小判などを持たない真っ白で素朴な風貌。豪徳寺ならではの特徴です。
本堂手前に受付と売店があって、買い求めることができます。※受付時間:9時〜16時30分、2020年11月現在
大きさによって、いくつかの種類があります。
3号(約9cm、800円)と2号(約6cm、500円)をそれぞれ買って帰りました。アイキャッチはこの二匹です。
※2020年11月現在
残念ながら、ネットでの販売はやっていません。
豪徳寺 その他見所
山門を入ると全体図が出ています。
仏殿
三重塔
常香炉(お線香を焚く香炉)
本堂
開祖堂
この画像は9月頃のものですが、紅葉も見所のひとつ。盛りは例年11月中旬から12月初旬にかけてです。
豪徳寺 施設情報
所在地 | 東京都世田谷区豪徳寺2丁目24番7号 |
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電話番号 | 03-3426-1437 |
最寄駅 | 小田急線 豪徳寺駅(下車徒歩約15分) ※「10分」と案内されているものが多いですが、実際はもう少しかかります。東急世田谷線 宮の坂駅(下車徒歩約5分) |
拝観料 | 無料 |
ウェブページ | なし ※参考サイト(じゃらん) |