ワタシは20数年前に広島市内に四年間ほど住んでいました。
家族の仕事の都合ではありますが、それまで、神奈川県から一歩も出たことのなかったワタシが、彼方の広島県民になれたことは、振り返ると本当に楽しい思い出です。
ぶちうま
今日、お友達のFacebookで「ぶちうまでーす!」というのを拝見し、とっても懐かしくなりました。
”ぶちうま”ってのは、広島弁で「とっても美味しい!」という感じ。
今も通いつめる、大好きな広島お好み焼きのお店。
看板メニューのタイトルが、まさに「ぶちうまスペシャル」なのです。
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広島の後は大阪へ引っ越し、その後、また神奈川県に戻ってきた我が家ではありますが、
「ぶち」ってのは、関西弁でいうところの「めっちゃ」と同義語、と勝手に思っています。
いわゆる、「楽しいことを強調する枕詞」なのですよね。
こういう言葉って、とっても素敵です。
日本は”縦長”
中四国地区に住んでとてもビックリしたのが、日の出も日の入も、ずいぶん時間帯が違うものだなー。という点です。
季節にもよりますが、朝7時前ごろだとまだ薄暗い。
一方、夕方18~19時くらいでも全然明るい。
日本はまさに、縦に長い地形なのだとあらためて思いました。
広島カープ
当時、広島カープがセ・リーグで優勝して、とっても強かったとき。
古い話で恐縮ですが、古葉監督の後を継いだ阿南監督が優勝インタビューの際に、「毎回胃が痛くなるようなゲームですみません(;^_^A」と語っておられたのが、とても印象的でした。
広島カープが好きで広島に住んだ…みたいなところもあったりするワタシ(笑)
「2-1」とかで勝ち続ける”投手大国”といわれていた、カープの渋さがとっても魅力的でした。
今年は残念ながらクライマックスシリーズで敗退してしまいましたが、ここ二年の緒方カープは、往時の渋さを彷彿とさせるような活躍っぷりで嬉しい限りですw
名物がたくさん
お好み焼きはモチロンのこと、美味しい食べ物もたくさんあって、それもまた楽しいものでした。
大粒の牡蠣、瀬戸内の「小イワシの天ぷら」や「蛸の天ぷら」、宮島の穴子丼、もみじ饅頭…etc.
美味しかった思い出が今でもよみがえります。
名所もたくさん
世界遺産の安芸の宮島をはじめ、広島県内は海も山もあり名所旧跡もたくさん。
オトナリの山口県となりますが、宮島からチョット足を延ばせば、岩国の錦帯橋。
一方、島根県の浜田港なども高速で行けばほど近く、日本海の海水浴も楽しめる。
尾道などからフェリーに乗って、中四国の大小さまざまな島にも行くことができます。
まさに、”瀬戸内の粋”ともいえる名所の数々です。
保育園も充実していて仕事も頑張れた
20数年前の当時ではめずらしい「22時まで保育いただける公立保育園」が広島市内にあり、息子もスッカリお世話になりました。
フルタイムで働いていましたので、夕食も食べさせていただける保育園は本当にありがたかったです。
園長さんはじめ、保育士さんもみなさんとても良い方々。本当に恵まれていました。
それ以外でも、子どもが病気のときに臨時的に預かっていただける「病児保育園」というものあって、関東にいるママ友の友人から「広島ってとても充実していてうらやましい」といわれました。
現在はどのような保育状況なのかはわかりませんが、なんせ、1990年代の当時。本当に画期的だったとあらためて感謝です。
今日の一言
色々な場所に住まわせていただけたことが、今のワタシにとっても、財産になっています。
さまざまな気候や文化があって、それぞれの都市ならではの特徴がある。
一か所に住んでいただけではわからなかったこと。
それぞれの拠点に今も仕事上でかかわることができ、”住んでいた者ならではの気持ち”を忘れずに、コミュニケーションにも多いに活かしていきたいです。