鍋が恋しい季節。
我が家では、いつもカセットコンロを使用していますが、いままで使っていたのは、もう25年も前に購入したもの。
とうとう、カセットボンベの装填箇所が作動しなくなってしまい、25年ぶりに買い替えることにしました。
初代カセットコンロ
25年前の当時、我が一家は広島市に住んでおりましたため、市内中心部にあったダイエーで購入しました。
それ以来雨の日も風の日も、我が家の「鍋ストーリー」を支えてくれた立役者。
見た目は今でも全然問題ない感じなのですが、肝心のガスの設置に不具合が出てしまったので、やはり、ガス漏れなどの心配もあり、残念ながらお別れすることにしました。
二代目カセットコンロ
さて、新しいコンロを購入すべくお店を回ってみましたが、あんまり高額のも買う気がせず、近所スーパーのPV商品で安く売っていたので、コチラを購入しました。
昔のものより、やはり、かなり軽量化はされていますが、基本、あんまり変わりはないですよね。
それだけ、”カセットコンロ”というのは長寿商品なのだと思いました。
そもそも、カセットコンロってなんだ?
せっかくなので、調べてみました。
まずは、「コンロ」についての説明が書かれてあります。
焜炉の「焜」とは広韻で「火の貌(かたち)」と解釈され、つまり熱炉・熾炉(しろ)というに等しい。カタカナでコンロと表記されることが多いが外来語ではなく日本語である。
ー Wikipediaより引用
ほほーーっ。日本語だったとは(驚)
本来焜炉とは運搬可能な調理用の炉をさしていた。江戸時代の遺構(江戸遺構、四国城下町遺構など)から多くの持ち運び可能な土師(はじ)製火床が発掘されている。七輪も焜炉の一種であり、江戸時代の終わり頃までには作られたことが分かっている。
ー 同引用
そのルーツは江戸時代。長寿商品のルーツというのは、なんとも歴史のあるものです。
カセットコンロについても詳細が記載されていました。
日本の卓上用カートリッジガスこんろ(通称カセットこんろ)は、1969年に岩谷産業で業界で初めて開発された卓上カセットコンロ「イワタニホースノン・カセットフー」であり、コンセプトの「ホースがなく持ち運びに便利」が話題を呼び大ヒット商品となった。その後数社から同様の商品が発売され、1991年7月1日に日本工業規格「カセットこんろ 」「カセットこんろ用燃料容器 」が制定されていた。しかし、カセットボンベの規格が複数規定されていたため1995年に発生した阪神・淡路大震災において、被災者間や救援物資においてカセットボンベの融通できないなどの問題が発生し、規格統一の必要性が認識された。これを教訓として1998年2月20日に日本工業規格「カセットこんろ」「カセットこんろ用燃料容器 」の改正が行われ、カセットボンベの形状が一種類に規定された。
ー 同引用
たしかに、昔、「イワタニホースノン」って一斉を風靡したような…かすかな記憶があります。
カセットボンベの形状も途中までは統一されていなかったのですね。家庭内のみならず屋外でも活躍してくれる、ありがたいものです。
一人暮らしに鍋は最適
あるときまで一人暮らしをしていた我が息子。お肉やお魚とお野菜が手っ取り早くいっぺんに食べられるという便利さから、ほぼ365日、鍋メニューオンパレードだった模様。
鍋というのはソモソモ、具材からたくさんお出汁が出て、それがまた絶妙な旨味でもあるので、私が鍋を用意するときは、ふつうのお湯に、薄いだしつゆやお醤油、お味噌などを多少加える程度なのですが、息子は市販のタレがお気に入りのようです。
こんなものを買って帰ってきました。
ま、タレが市販であろうとなかろうと、鍋は一人暮らしにとっても最適メニューです。
今日の一言
鍋という調理方法も、コンロという調理器具も、はるか江戸の昔から代々受け継がれてきて、今日に至るのですよね。
耐用年数はどの商品もさほど変わらないように思うので、とにかくコンパクトでコスパが良さそうなのがオススメです。