七夕飾り 短冊の五色によって願いの意味が異なる 青は仁、赤は礼、黄は信、白は義、黒は智

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七夕飾りの季節。自宅マンションのエントランスに飾ってある笹の木を見かけました。

好きに下げられるようにと、脇に短冊と紐が置いてあって、住人たちが思い思いに書いてゆく。久しぶりに短冊を書いてみようと思い立ちました。

短冊には五色があってそれぞれ意味がある。

ご紹介します。

七夕短冊の五色

なぜ、短冊には五色(青、赤、黄、白、黒)あるのだろう。「国立国会図書館データベース」を見に行ってみます。

七夕で使う「五色の短冊」の五色は何色か。また、その色の意味は? | レファレンス協同データベース

五色は天地万物を組成している五つの要素の象徴であり、宇宙そのものを表したもので、具体的には「青=木、東、春、仁」、「赤=火、南、夏、礼」、「黄=土、中央、土用、信」、「白=金、西、秋、義」、「黒=水、北、冬、智」といったものを象徴しています。

表にしてみると

それまで適当に選んでいた短冊には、それぞれの色の意味があることを知りました。

何色の短冊に、何を書くか

さて、何色の短冊に何を書くか?考えてみます。「願いごと」って、ぱっと思い浮かばないなー。

世の中、友人、仕事、両親、家族…キーワードを並べてみてピンときました。そうだ。感謝を書こう。「礼」は赤い短冊ね。

すべての人、すべてのものに。「いつもありがとうございます」心を込めて笹の木に下げました。

七夕とは

そもそも、七夕ってなんだったっけ。あらためて調べてみます。

七夕(たなばた)は、中国大陸・日本・韓国・台湾・ベトナムなどにおける節供・節日の一つ。五節句の一つにも数えられる。星祭り(ほしまつり)ともいう。ほとんどの神事は「夜明けの晩」(7月7日午前1時頃)に行うことが常であり、祭は7月6日の夜から7月7日の早朝の間に行われる。
午前1時頃には天頂付近に主要な星が上り、天の川、牽牛星、織女星の三つが最も見頃になる時間帯でもある。全国的には、短冊に願い事を書き葉竹に飾ることが一般的に行われている。短冊などを笹に飾る風習は、夏越の大祓に設置される茅の輪の両脇の笹竹に因んで江戸時代から始まったもので、日本以外では見られない
ーWikipediaより引用

なるほど。古来の節句に、天の川・牽牛星・織女星の三つがもっとも見頃になるという、天体のイベントが重なっているのですね。

短冊に書くと願う…子どもの頃にそんなふうに教わった記憶があります。

最後にひとこと

季節の行事やそれにまつわる装飾に、それぞれ意味がある。

すでに半年経過してしまった今年。辛いこと楽しいこと色々な出来事があって、感謝を大切にしたい。短冊にその思いを込めました。

ちなみに、6月末に行われる「夏越大祓」に纏わる和菓子について。コチラの記事もご覧ください。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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