職場のメンバーから相談がありました。
「実家の母が骨折してしまい、介護のためにしばらく休暇をいただきたいのですが」
それは大変だねー。と思うものの、小さなお子さんもいらっしゃるし、離れたところで生活されているお母さまのサポート。
どれだけご自身がかかえなくてはならないのかしら?
私も実家の母は高齢(87歳)で、リウマチやら高血圧やら、いろいろ患っているようだけれど、SOSがきたことがないのです。
チームのリーダーと協議してみると、彼女のご実家のお母さまも同じだと言います。
「私の母は、滅多に連絡をしてきません」
加えて、示唆に富んだメッセージをくれます。
「母と娘って、2つのパターンがあるように思います。
嫁いでいようがいまいが、こまめに母が娘に連絡する場合と、滅多に連絡をしない場合と。どちらがいいとか悪いとかじゃなしに、ご家庭によってそれぞれのようですね」
なぜ、うちの母は後者なのだろう。
何かの折にチラッと訊ねてみたら、
「だって、アナタはいつも忙しそうだから」
いやーそういう問題じゃないでしょー。
なぜか、海外で生活している姉の方に相談したりしているらしい。
私って、頼られていないのね…とか凹むものの、仕事と自分の家庭と確かにテンヤワンヤ。
きっと怪我したりしても、しれっとソノママになっちゃうんだろうな。
頼られるのがいいのか、しれっとされるのがいいのか、分かりません。
「母と娘」って、それぞれの家庭でイロイロな在り方があるんだなー。
しかも、私は2人姉妹なので、姉には頼るけど妹には頼らない…みたいな。
ま、しゃーない。
ちなみに、私は何か困ったことがあったら息子をつかまえてはギャーギャー騒いでいます。
親子でも、異性の方がかえってスンナリ伝えられることがあるのかも?
そんなことに思いを馳せつつ多少悶々としていたら、偶然にも父から電話がかかってきました。
なんでも、近々大腸ポリープ切除手術をすることになったらしく、保証人として娘の私の捺印が必要とのこと。
コッチの方がストレートで、分かりやすい(笑)