ブログの師匠、ものくろさんの継続セッション(年間コンサルティング)。月1回ずつ年間を通してサポートいただける講座、第6回目を受講。
今回のセッションでは、「記事を誰に向け、何を書くか?」ということについて、あらためて気づきをもらいました。
大量の情報のうちの一部として、読者さんに橋渡しをする
毎回、あらかじめ相談したいテーマをお伝えしておくのですが、やはりいちばん気になるのが「読まれる記事であれるか?」という点です。ちょうど、この10日間ほど海外旅行に出かけていて、「まとめ記事」を書いたところ。
それを題材にして、アドバイスしてもらいました。
ポイントとしては、
- 誰に向けて何を伝えたいと思ったか?→「海外旅行を、パックツアー(団体旅行)か、個人旅行で悩んでいる方へ、個人旅行でも快適に過ごすことができる」ということを伝えたい。
- 実際に旅行してきて、どんなことを感じたか?→通信(スマホ)さえつながっていれば、現地でもすぐに調べものができ、不安なく過ごせた。
- どうやってその通信環境を確保したのか?→auの「世界データ定額」というサービス
当初記事を書いたときには、これらのポイントがまとまっておらず、なおかつ、「auを使っている人にしか参考にならないから」と思い、その点もあまり明記していませんでした。
しかし、ものくろさんいわく
「大量の情報のなかの一部を、読者さんに橋渡ししてあげることでよいのですよ」
そうか。
あれも伝えよう、これも伝えよう・・とついつい欲張ってしまうから、焦点がぼやけてしまうのだ。
「明確な一部」をお伝えする。ということを、もっと意識して書くようにしよう。
リライトして仕上げたのがコチラの記事です。
上書きしてしまったので、リライト前の記事は残っていませんが、当初のタイトルは「マドリード、バルセロナ、ヴェネチア ヨーロッパ2カ国個人旅行まとめ」‥といった感じで、なんとなく分かりづらい。上記のアドバイスをふまえて書き換えました。
自分では当たり前になっていることを、抜かさずに書く
私はとかく、「わーーっ!」と勢いに乗って書き上げて、すぐにアップしてしまうのが玉に瑕なのですが(笑)それはそれで、よし。
ただし、できれば「一晩寝かす」のがベター。
寝かした後に見直す点としては「自分として当たり前になっていることが、つい、抜けがちになってしまうから、そこをしっかり述べられているか?」
読者さんが知りたいのは、本当は「より詳細」ではなくて、根っこにある「そもそもの点」であることが多い。
「さらっと何気なく書いた記事のほうが、実は読まれていたりする」‥というのは、そのほうが気が抜けて「当たり前」がちゃんと入っていたりするから。
「これは渾身の記事だー」と悦に入ってしまうものほど、この「当たり前」が抜けがちなのかもしれません。
だから、しばしクールダウンするのが効果的なのですね。
読者さんの「不」の解決をお手伝いする
読者さんは何か知りたいことがあるとネット検索して、ブログを見つけてくれる。
そこに「不」(悩み)の答えが書かれてあること。完璧じゃなくても何かのヒントにしてもらえること。
これが「読まれる記事」の"心"。
いままでも教えてもらってきて、意識していたつもりでも、ついおろそかになってしまっていた。
自分の経験や感じたことを、「不」(悩み)にどう解決できたか?も盛り込んで書く。それがきっと、読者さんへのお手伝いになるんだろうな。
これからも、ぜひ心がけてゆきたいです。
今日の一言
思考錯誤しながら、記事を綴る。日々是修行。
一朝一夕にはうまくいかないものだし、イキナリどどーーん!とはなりませんが、そんなふうに育んで、ちょっとずつちょっとずつ進化できれば嬉しい。
これも、また、ブログの楽しみでもあります。