ブログを書いていると。
さまざまな情報を盛り込ませてもらうことも増えてきます。
自分で書いたことや撮影した画像ならばまだしも、それ以外でフリー画像やスクリーンショット、フレーズなどをお借りすることもしばしば。
しかしソモソモ。
それは、どなたかが作成したもので、そこには「権利」というものが存在するのですよね。
「引用」を明確に示すことや、「完全フリー素材、個人利用OK」もしくは有料で購入できる素材などは、それぞれの決まりにそって使用すればよいのですが、なかなか悩ましいことも多い。
そんなときに強い味方になってくれるのが、ブログの師匠ものくろさんに教えてもらった本書。
法律家さんやクリエーターさんたちが共著されていて、さまざまな切り口から的確なアドバイスをしてもらえる一冊です。
まずは「権利」について
インターネットという、身近に受け取ることのできる情報手段が発展しつつあるのは、とてもありがたいことです。
一方で、容易に入手できるからこそ、そもそもそれは誰が作ったものなのか?どのように使うことができるのか?という点が疎かになりがち。
本書の第1章では、まずは「権利」について知っておくべきことを教えてくれます。
"独自ドメインブログ"という、自分のメディアを運営しているからには、こうしたことを把握しておくことが大切なのだとあらためて気付きました。
素材別に解説をしてもらえる
第2章以降は、実際に使う素材別に詳しい解説をしてもらえます。
- 写真・イラスト・デザイン。スクリーンショットやフリー素材の利用について
- SNSの埋め込みについて
- 文章・キャッチコピー・紙面などの引用ルール
- ブログラムコードの使用
さまざまな素材を、普段何気なくお借りしていたりすることもありがち。今一度ルールを意識して、適正に使ってゆくことが大切なのですよね。
使う側だけでなく、使われる側としても
ワタシのように、まだまだ駆け出しのブログ書きにとっては、「使う側」の心得が必要ですが、クリエーターとして活躍している方々にとっては「使われる側」として気を付けておくべきことも多々あるのだと思います。
第5・6章では「権利の所在」「トラブル発生時の対処」について、また、終章では「デジタルにおける著作権についての考え方」について。
"物書き"をしていると…心得ておくことが色々とあるのだなあ。ガチガチになってもいけませんが、知っておくに越したことはありません。
今日の一言
弱小ブログであっても、メジャークリエーターであっても。
自分のサイトをより健全に運営してゆくこと。
これを心掛けて、悩んだときは本書を手元において、見返すこととしよう。
この一冊があればいつでも参考にすることができます。