『更科布屋』 創業220年 歴史と伝統ある蕎麦の名店(東京都港区)

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2018年3月29日。東京都内の本日の最高気温は23℃超!初夏を思わせるような晴天でした。
こんなときは、冷たいお蕎麦を「ずずーーーっと」すすりたい(笑)

職場の最寄り駅にある、芝大門・更科布屋さんに行ってきました。

更科布屋

「大門交差点」からほど近く、芝大神宮のすぐ手前にある老舗の蕎麦屋さん。
創業、寛政三(1791)年!

当店は寛政三年(1791年)、そば打ち上手として知られた信州の反物商・布屋萬吉が江戸行商の折、領主・保科兵部少輔の助言でそば屋に転向。
東日本橋の薬研堀に「信州更科蕎麦処」を開店、尾張町及び元数奇屋町にて営業しご当地芝大門では大正二年より商いをさせて頂いております。
徳川家の菩提所でございます増上寺の門前は江戸有数の盛り場であり、芝大神宮の境内は「め組の喧嘩」の舞台でもあります。この地で創業220余年を数え当代で7代目となりました。
ー「更科布屋」HPより

ふむふむ。なので、「布屋」なのですね。

ちなみに、蕎麦屋って「更科」という屋号をよく見かけますが、
「藪」「砂場」とともに「蕎麦御三家」といわれているそうです。

「更科」は、蕎麦の産地・信州の地名に由来しているとのこと。

蕎麦の産地である信州更級(さらしな。現長野市のさらしなで、千曲川と犀川とが合流する三角地帯。信濃国はかっては科(シナの木)野国であったという。シナの皮を剥いで信濃布を織ったが、更科はその皮を水にさらすシナの意であろう。
ーWikipediaより

なんとも風流ですねー。

更科布屋_蕎麦のこだわり

このお店の蕎麦は、機械を使わず人の手による(手引き)石臼製粉製法を守っているのがこだわり。

「人の手」によって、その速度や摩擦熱を測り、蕎麦のもつ最大の風味を引き出すという工夫。機械にはできないことなのだと感銘です。

「本日の蕎麦」についても説明書きをしてくれています。

せいろ蕎麦をいただきました

ランチタイムでしたので、「天丼とせいろのセット」(税込み920円)を注文。

少し細めの蕎麦。コシがあってとても美味しいw
「ずずーーーっ」と一気にいただいちゃいました。
蕎麦汁はお醤油味が濃く効いている、いわゆる「関東風」。

セットだと蕎麦の量が少なめだったのが残念。次は蕎麦のみのメニューにしてみよっと。

次から次へとお客さんが訪れる人気店。江戸~明治時代、往時の活気あふれる様子が浮かんでくるようです。

入口の壁横には、ガス燈。「文明開化の音がするー」。夜になるとほのかに灯るんだろうな。

芝百年会

このお店は、「芝百年会」の会員。
「100」はワタシのミッション。「100」と聴くとなんでも反応しちゃうw

東京都港区芝地区には、江戸期、明治期、大正期に創業し、社会の変動、震災、戦災などの150 年間にわたる幾多の困難をのり越え、現在も色々な老舗が事業を営んでおります。
芝の老舗は、地元に愛され、芝の土地柄を活かし、和の伝統文化と新しい西洋文化に着目して時流をつかみました。

芝の老舗は、お客様の喜びを我がものとし、各々の感性を生かした伝承の技を駆使し、ビジネスの経営に改革を重ね続けています。

この度、新しいIT 時代の社会の維新を見据えて、22 軒の老舗が集い、芝地区の地域経済活性化への貢献や老舗文化の発信、老舗の相互交流と老舗学の研究を深めるために、2016年、「芝百年会」Shiba Centennial Society の創設を致しました。
ー「芝百年会」HPより

伝統を守り、新しい時代へと結束してゆかんとするご信念。とても心惹かれました。

芝大神宮はきっと、こうした文化を見守ってくれているのですねー。

まとめ

日本の古き佳き伝統食の「蕎麦」。
何百年も続いている老舗を守ってくれているとは本当に嬉しいものです。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りを。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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