上に立つ人ほど謝れなくなる理由|「この人は、認めない人だ」と記録される
こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。
自分が間違えたと分かっているのに、ひと言が出てこない。あとから言おうと思って、結局そのままにしてしまう。そんなこと、ありませんか。
この記事では、立場が上になるほど謝れなくなる理由と、私がやっている小さな謝り方について、失敗談を交えて解説します。
立場が上になるほど、「ごめん」が出にくくなる
謝ったら、軽く見られるのではないか。示しがつかないのではないか。
立場が上になると、つい、そんな思いが先に立ちます。
私も長いことそう思っていました。上司が頭を下げたら、チームが不安になるのではないか、と。
なのですが。
実際には、逆のことが起きているのです。
間違えたのに謝らない人のほうが、よほど信用を落とします。
まわりは、たいてい気づいています。気づいたうえで「この人は、認めない人だ」と静かに記録していく。
そして次から、本当のことを言わなくなるのです。
守ろうとした示しは、守れていませんでした。むしろ、情報が入ってこない上司になっていく。そのほうが、ずっとこわいことだと思います。

謝るのは負けではなく、間違いをそこで終わらせる方法
かつての私は、謝るのが負けのような気がしていました。
だから、言わずに済ませる方法を探してしまう。あとで埋め合わせればいい、結果で返せばいい、と。
けれど、言わなかった小さな間違いは、消えずに残ります。
こちらが流したつもりでも、相手のなかには置かれたまま。そのうえに次のやり取りが積まれていくので、だんだん話しづらくなっていくのです。
そっか。私、自分の体裁のために、相手に持たせたままにしていたんだ。
謝るのは、負けではありません。
間違いを、そこで終わらせる方法なのだと思います。ひと言で終わる話を、何週間も引きずらせない。そのための手段です。
終わらせられるのは、間違えた側だけですからね。
小さく謝る。言い訳を先に置かない

謝りにくいのは、全部の責任を引き受けることだと思ってしまうからかもしれません。
でも、謝るのはもっと小さくていいのです。私が言うのは、この程度です。
・さっきの言い方、きつかったね
・あれ、私の確認漏れだった
その一点だけ。丸ごと背負わなくて構いません。
もうひとつ気をつけているのは、言い訳を先に置かないこと。
「忙しかったから、ごめん」ではなく「ごめん。次からこうするね」と言う。
理由をつけると、謝罪が説明に変わってしまいます。短く言って、次の話をする。そのほうが、部下さんも受け取りやすいのです。
もちろん、言い出すまでに少し時間がかかる日もあります。それでも、ひと言だけ、と決めておくと口に出しやすくなります。
謝らない上司に困った話を、こちらの記事に書いています。合わせてお読みください。
最後にひとこと
謝れる人のほうが、強い。
そう思えるようになったのは、ずいぶんあとになってからでした。若い頃の私に、できるだけ早く教えてあげたい。
そして。
ごめん、のひと言を惜しまない上司でありたい。あらためて心しています。
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