富山県黒部峡谷の「トロッコ列車」に乗ってきました。
都内からの行き方や所要時間・お得な割引きっぷ・窓付き車両の選び方など、アクセスや見どころを紹介します。
なお、2025年11月時点の情報です。
トロッコ列車 都内からの行き方〜北陸新幹線から富山地方鉄道
トロッコ列車に乗るための最寄りの新幹線駅は、北陸新幹線の「黒部宇奈月温泉」駅。
列車によって停車駅が異なる場合がありますが、東京駅からおおむね2時間30分ほどです。

黒部宇奈月温泉駅から富山地方鉄道に乗り換えます。
駅名は異なり、新黒部駅。
「乗換案内」などでは”徒歩3分””徒歩5分”となっていることも見受けますが、実際は新幹線駅の改札を出て、ほぼすぐでした。

トロッコ列車への乗換駅である「宇奈月温泉駅」まで約30分。
新黒部駅の窓口で買える往復割引きっぷが便利です。往路を乗車したのは11月22日でしたが、4日間有効なので、宇奈月温泉で宿泊した翌日でも復路きっぷが使えました。
片道740円のところ、往復割引きっぷだと1,400円です。※2025年11月現在

トロッコ列車〜宇奈月温泉駅から宇奈月駅
宇奈月温泉駅前のロータリーには湧き湯があって、温泉地ならでは。

トロッコ列車の駅「宇奈月駅」までは徒歩3分程度です。

なお、トロッコ列車の運行期間は毎年4月中旬から11月末まで。それ以外の期間は冬期運休となります。
※ただし、冬期限定で「新山彦橋」までの特別運行(片道約530m)を行う「冬の黒部峡谷プレミアムツアー」や「Enjoyツアー」が開催されることもあり。
チケットはあらかじめネットで予約しておく方が確実。
2024年の能登半島地震の影響で、2025年現在は宇奈月と猫又の往復が運行可能期間です。
また、往路で乗車した列車に復路もそのまま乗ることとなり、往復の時間は約120分。
オープンエアと窓付きとそれぞれの車両があって、往復運賃は大人1人2,820円、窓付き(リラックス車両券)はさらに1人600円加算されますが、天候に左右されづらい窓付きがオススメ。

座席そのものは自由席になっています。
トロッコ列車 車窓の風景
車内のガイド(アナウンス)は、富山県ご出身・俳優の室井滋さんの音声が楽しめます。
宇奈月駅を出発して程なく、黒部川と赤い橋の景色が目に飛び込んできて

エメラルドグリーンの「うなづき湖」とダムの景色や

石造りの橋や

往路ですと主に車両の右側に乗車すると撮影するのに便利。窓を開けて撮影することもできます。
2025年時点での往路終点(折り返し地点)の猫又駅。復路の出発までに20分ほど猶予を取ってくれているので、駅周辺での記念撮影、トイレ休憩などはこの時間内で対応可能です。

最後にひとこと
実は、ずいぶん以前からこの「黒部峡谷トロッコ列車」に乗車したいと念願していたのですが、なかなかタイミング合わず、ようやく叶えることができました。
今回は晩秋の景色を楽しみましたが、また次の機会には新緑や真夏や様々な黒部峡谷を楽しみたいです。



