大きなイベントや講演会を控えて、準備万端のはずなのに予期せぬトラブルに見舞われたこと、ありませんか?
「なんで今になって…」「これって悪い予兆なのでは…」
そんな不安に襲われて、つい神経質になってしまう。
でも、実はそのアクシデントこそが、あなたの成功を見守ってくれているサインかもしれません。
この記事では、イベント直前に起きたハプニングを通じて、私がどう心境を変化させていったのか。そして、大一番を前にしたアクシデントをどう捉えるべきなのかを解説します。
イベント前、誰もが陥る「完璧主義の罠」
主催する大きなイベントや講演会が間近に迫ってくると、準備のチェックリストを何度も見返して「よし、完璧だ」と思う。
なのですが。
どんなに準備万端のつもりでいても、つい抜け漏れてしまったり、予期せぬアクシデントに見舞われてしまうもの。
今回、私が直面したのは「参加者さんへのプレゼント数量不足」でした。
オーダーメードで用意したちょっとしたギフト。最初にきちんと数量を確かめたつもりだったのに、直前になってあらためて確認したところ、足りないことに気づいたのです。
「え…どうして?」
その瞬間、心臓がドキッとして、冷や汗が流れました。
イベントを成功させたい一心で準備してきたのに、こんな初歩的なミス。参加者さんに申し訳ない。それ以上に「なんだかよからぬことの前兆ではないか」と、過度に神経質になってしまったのです。
完璧を目指せば目指すほど、ちょっとしたアクシデントが「全てを台無しにするのでは」という恐怖に変わってしまう。
これが、イベント前に誰もが陥りがちな「完璧主義の罠」なのです。

この記事を読めば「アクシデント=幸運の前兆」だと捉えられる
でも、大丈夫。
この記事を読み終える頃には、イベント前のアクシデントを「失敗の予兆」ではなく「成功の証」として捉えられるようになります。
今回の経験を通して、焦りと不安でいっぱいだった気持ちが、次第に「これでよかったんだ」という安堵に変わり、最終的には「このアクシデントが見守ってくれている」とさえ思えたのです。
イベントを主催する方、講演会やプレゼンを控えている方、そして完璧を目指すあまりに不安に押し潰されそうになっている方へ。
この記事が、あなたの心を少しでも軽くするきっかけになれば嬉しいです。
なぜ「アクシデント=幸運」と思えるようになったのか

最初は焦りました。本当に。
「どうしよう、数が足りない」「参加者さんに行き渡らなかったら…」
頭の中がパニック状態で、このトラブルが何か大きな失敗の始まりのように思えてしまった。
なのですが。
少し時間を置いて、冷静になってみたのです。
「そういえば、イベントやプロジェクトを進める時って、何かとアクシデントはつきものだったな」過去を振り返れば、どんなに準備しても予期せぬことは起きる。それは避けられない現実です。
そして、あらためて思えるようになりました。
事前にわかったからこそ、対応できる。追加発注するなり、代替案を考えるなり、手を打つことができる。つまり、このアクシデントは「最悪のタイミング」ではなく「最善のタイミング」で起きてくれたのだと。
全てのアクシデントを巻き取ってくれた
さらに、こう考えました。
今回の「事前にわかったプレゼント数量不足」が、言い方は適切じゃないかもしれませんが、全てのアクシデントを巻き取ってくれたのではないか。
このトラブルが身代わりになってくれて、他の大きな問題を未然に防いでくれたのではないか。
そう確信できたときに不安が消えて、むしろ感謝の気持ちが湧いてきたのです。
このことが、新たな幸いの始まりだと。
大一番の前のアクシデントは「成功の証」

もう、本番まであとわずかです。
とにかく最後まで最善を尽くして、悔いのないようにやり終えたい。
そして今、こう思っています。このアクシデントが、きっと見守ってくれているに違いない、と。
大一番を前にして、ちょっとしたトラブルが起きる。それは決して「悪い予兆」なんかじゃない。むしろ逆で、成功の証でもあり、あらためて、心を引き締めるきっかけをくれたのです。
最後にひとこと
イベントを主催する時、講演会を開く時、大切なプレゼンを控えている時。
完璧を目指すのは素晴らしいことですが、同時にアクシデントはつきものだということも忘れずに。
そして、もしトラブルが起きたら「当日じゃなくてよかった」「これで本番は大丈夫」と、前向きに捉えていきましょう。

 
					 いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)
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