情報発信を頑張っているのに、全然反応がない。他の人はうまくいっているのに、自分だけが取り残されている気がする…
そんな風に感じて、「もう諦めようかな」と思ったことはありませんか?
つい最近、私自身がまさにその状況に陥って、本気で発信をやめようと思った出来事がありました。でも、その経験があったからこそ「継続することの本当の意味」を深く理解できたのです。
この記事では、情報発信で挫折しそうになった私の実体験を通じて、以下のことをお伝えします:
- 継続の途中で訪れる「絶望的な瞬間」の乗り越え方
- 他者との比較で落ち込んだときの考え方の転換法
- 「誰も見ていない」状況を前向きに捉える視点
- 継続することで得られる本当の価値
もし今、あなたが情報発信や何かの取り組みで行き詰まりを感じているなら、きっと心が軽くなるヒントが見つかるはずです。
継続することに挫けそうになった出来事
継続が大事、頭ではわかっているのですが、挫けそうになったあらためて実感できた出来事についてお伝えします。
リスナーゼロという現実に直面
ブログやSNSでの情報発信を続けてきた私。新たな挑戦として、LINEオープンチャットでのライブ配信も始めました。
最初はワクワクしていたのですが…現実は厳しいものでした。
リスナーさんの数がどんどん減っていき、ついにはゼロという日が続いたのです。
画面を見つめながら「誰もいない…」という状況。本当に心が折れそうになりました。
他者との比較が生む絶望感
さらに追い打ちをかけたのは、同じようにオープンチャットを始めた他の方々が成功している姿を間近で見たこと。
「あの人はあんなにリスナーさんがいるのに、なぜ私は…」
比較してしまう自分が情けなくて、でもどうしても比べてしまって。
そんな日々が続いて「もうやめたい」という思いが、心の中でどんどん大きくなっていったのです。
発想転換のきっかけとなった一言
なのですが。
この発想を転換するきっかけとなった一言をもらったのです。
尊敬するプロからのアドバイス
ギブアップ寸前だった私に、ある尊敬するフリーアナウンサーさんが声をかけてくださいました。
その方も、今でこそ様々な番組を持つインフルエンサーとして活躍されていますが、最初の頃は全然リスナーさんが集まらずに苦労されたそうです。
そして、こんな言葉をかけてくださったのです。
「たとえ1人でもリスナーさんが来てくれたら、本当にありがたい。もし誰も来なかったら、その日は誰も聞いていないところで練習できる日だと考えればいいんです」
この言葉が、私の心に深く刺さりました。
「練習の日」という新たな視点
「誰もいない=失敗」だと思い込んでいた私。
でも、その状況を「練習の機会」として捉える発想は、まさに目からウロコでした。
確かに、人前で話すのって緊張するもの。誰もいない状況なら、安心して自分のペースで話せますよね。
失敗を恐れず、新しいことにチャレンジできる貴重な時間…そう考えると、リスナーゼロの日も意味のある日に変わったのです。
一念発起から生まれた奇跡
フリーアナウンサーさんの言葉に励まされて、一念発起した私。
ライブをやめようと思っていたけれど、とにかく続けることを突き進むことにしました。
その日のライブで、今までの苦悩や、心折れそうになった気持ち、そしてフリーアナウンサーさんからいただいた素晴らしい言葉について、素直に話してみたのです。
すると、ありがたいことに何人かのリスナーさんが来てくださって…
「そんな思いで配信されてたんですね」
「継続って本当に大変ですよね、でも応援しています」
そんな温かいメッセージをいただいて、本当に嬉しくてたまりませんでした。
もしあの時点で諦めていたら、この感動を味わうことはできなかったです。
継続することの本当の価値
この体験を通じて、改めて実感したのは「継続は力なり」という言葉の重み。
継続の価値って、単に「長く続けていれば結果が出る」ということではないのですね。
続ける過程で:
– 困難に直面したときの乗り越え方を学べる
– 自分なりの工夫や改善点を見つけられる
– 本当に大切な価値観に気づくことができる
– 同じような悩みを持つ人との絆が生まれる
これらすべてが「力」となって、自分自身を成長させてくれるのです。
諦めかけた瞬間こそが転換点
振り返ってみると、最も諦めたくなった瞬間が、実は大きな転換点でした。
その苦しさがあったからこそ、フリーアナウンサーさんの言葉が深く心に響いたし、素直な気持ちを伝える勇気も生まれた。
もし最初から順調にいっていたら、きっとこんな深い学びは得られなかったでしょう。
まとめ:継続の先にある本当の宝物
情報発信に限らず、何かを続けていると必ずぶつかる壁。
リスナーゼロ、反応なし、他者との比較…そんな困難に直面したとき、「もうダメかも」と思ってしまうのは当然のこと。
でも、そこで諦めてしまったら、その先にある本当の宝物を見つけることはできません。
「たとえ1人でも来てくれたらありがたい、誰も来なかったら練習の日」
この言葉を胸に、今日もまた情報発信を続けていこうと思います。
あなたも、もし今何かの壁にぶつかっているなら…もう少しだけ、続けてみませんか?
その先にきっと、素晴らしい出会いや発見が待っているはずです。