人生で初めて「ファッションショーのモデルとしてランウェイを歩く」という、思いもよらない経験をしました。
還暦を過ぎた今になって…です。
この経験から気づいた「コンフォートゾーンから出る勇気」について、シェアさせてもらいます。
「無理だ」と思っていることこそ、チャレンジする価値がある
「私なんかに務まるはずがない」
そう思ったことはありませんか?年齢や肩書き、これまでの経験を理由に「無理だ」と挑戦をためらってしまうこと。実は私もその一人でした。
この記事が「コンフォートゾーン」から一歩踏み出す勇気の一助となれば嬉しい。
実際、今回チャレンジしてみて、想像以上の喜びと成長をもたらしてくれたのです。
解説します。
私がモデルに?きっかけは偶然の縁から
実は、私がファッションショーのモデルを務めることになったのは、全くの偶然からでした。
友人の著名なスタイリストさんが開催していた”装いについての講座”に参加していたご縁から、そのスタイリストさんが企画するファッションショーに「講座生の皆さんもぜひモデルとして参加を!」という声掛けがあったのです。
ショーのテーマは
「スタイリングの魔法で輝く!!新しい自分に出会うランウエイ。Hawaii発 Moco Lima Hawaiiの色鮮やかなバッグと素敵なリゾートファッションをコーディネートする」というもの。
講座で学んだことを元に選んだのがグリーンの花柄ワンピース。手にした瞬間、「コレだっ!」というワクワク感を感じると同時に「私にモデルが務まるのだろうか?」という不安も押し寄せてきました。
「新しい自分に出会えた」瞬間
ある意味「女性管理職」だけが取り柄の、しかも還暦を過ぎている私にとって、無謀なチャレンジだったかもしれません。
でもね。なぜかチャレンジしたかったのです。
「もう◯歳だから」とか「単なる会社員だから」とか、そんな”メンタルブロック”から飛び出すことも大切だと考えたからです。
もちろん、このチャレンジは私一人の力ではありません。
スタイリング師匠の長友妙子さん、主催の千葉祥子さん、佐藤仁美さん。一緒にチャレンジできたお仲間たちのたくさんの真心とパッションに背中を押してもらって。
しかも「歩き方もどうしたらいいの?」という素人の私たちに、Parisモデルの林美奈さんが優しくウォーキングを教えてくださり、あたたかく見守ってくれました。
そして当日、会場に足を運んでくださったお客様の存在。
おかげさまで、晴れ晴れとランウェイを歩いている自分がいたのです。
まさにショーのタイトルどおり「新しい自分に出会えた」瞬間でした。
「いつものあなたと違う」という言葉が教えてくれたこと
ショーの後、多くの人たちから「いつものあなたと違う、新しいあなたに感動しました」と声をかけていただきました。
その言葉に心から嬉しくなると同時に、ハッとしたのです。
私はどこか自分の中に、自分で制限をかけてしまっていたんだ、と。
コンフォートゾーンから出る。これからも折々目指していきたいと改めて気づかせてもらった貴重な経験でした。
この記事を読んでくれたあなたへ。
「私には無理」「もう年だから」「こんな私に何ができる」
そんな言葉で自分を制限していませんか?
もしかしたら、あなたが「できない」と思っていることは、単に「やったことがない」だけなのかもしれません。
年齢や肩書きに関係なく、新しい一歩を踏み出す勇気こそが、思いもよらない喜びと成長をもたらしてくれます。
自分の中のコンフォートゾーンから少し飛び出してみましょう。
きっと、新しいあなたに出会えるはずです。